前原メモ

魅力的なデッキビルダーになりたい 他の趣味も時々

【デュエプレ】神滅竜騎ガルザークについて

私はデュエプレの《神滅竜騎ガルザーク》が嫌いである。

 

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誰だお前。

 

嫌いポイントその1、テキストを詰め込み過ぎていて品がない。余白が無さすぎる。開発がラーメン二郎を食べながらデザインしたんじゃないかってくらいの盛り具合だ。ニンニク臭いぞ!

仮に「マナゾーンに置くときこのカードはタップして置く」の1文を加えることが義務付けられていたら、このカードは存在していなかっただろう...それくらいこのカードのテキスト欄は「濃い」。

 

嫌いポイントその2、本家ガルザークへのリスペクトが微塵も感じられない。「デュエプレ=魔改造」のイメージを定着させた元凶は絶対にこいつ。あまりに別人すぎて、全世界の前売券を買ってガルザークをGETしたオタクを敵に回したと思う。

本家の効果を知っているか?「攻撃されない」なんだよ。スピードアタッカーではないし、除去能力も持ってないの。デュエプレガルザークは血に飢え過ぎている。もう少し本家のような慎ましやかさを持って欲しい。本家は争いを好まない真逆の性能をしているんだよ。

 

嫌いポイントその3、強い。これだけ能力を詰め込んでいる以上当然といえば当然なのだが、このカードは強いのだ。インフレが進んだ今は良カードポジションに収まっているが、実装当時は明らかに"未来から来たカード"であった。

強いとどうなるか?ランクマッチに大量発生するのだ。今はそうでもないが、昔は本当にたくさんいたのだ。あの時代は「ダイヤモンド・ブリザードのような何か」「グライス・メジキューラのような何か」も相まってオリカマスターズだったな...

 

 

さて、そんな《ガルザーク》だが、こいつは近々スタン落ちする。俺は勿論名残り惜しいとは思わない。黒歴史は闇に葬られるべきなのだ。全決闘者が「ガルザークとは?」と問われたら「攻撃されない」と胸を張って言える...そんな世界はもうすぐそこまで来ている。

 

そう、名残惜しくなんてない。

 

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ガルザーク4積みのデッキでランクマッチに潜っていたのは、名残惜しいからじゃない。《アガピトス》や《竜極神ゲキメツ》を破壊できる《ボルガウルジャック》が環境に刺さっていると判断したからだ。間違っても「ガルザークの脳筋さが手に馴染む...」なんて思っちゃいない。俺はアイツが嫌いなんだ。

 

しかしクソッ、どういうわけか《ガルザーク》との思い出が頭に染み付いて離れねェ。

連ドラでマスター到達するという目標を成し遂げた時。スタートチャージ10でチンパンジーになっていた時。デスフェニックスミラーでゴリ押しで勝った時。カチュアシュートでレジェンドタッチを決めた時。

 

いつでも、《ガルザーク》が側にいた。

 

《ガルザーク》の3点が負け試合をひっくり返してくれた。《ガルザーク》の除去能力がSTの負け筋を潰してくれた。「ゾルヴェール+ガルザーク」で盤面を破壊することは日常茶飯事だった。(剣が降ってくるのカッチョイイ)《バルガゲイザー》から捲れて宇宙を見せてくれた。《ボルガウルジャック》で暴れた後にこのカードを投げつけたらゲームが終わった。ガルザークの漫画を描いたらふぁぼが40くらいついた。

 

俺が何度《ガルザーク》を罵倒しても、《ガルザーク》は文句一つ言わずに俺に力を貸してくれていた...?

 

...そもそも、《ガルザーク》は本当に悪いカードだったのか?

カードパワーがべらぼうに高いことは間違いないが、それでも「壊れカード」ではなかった。《ガルザーク》は他のドラゴンがいなければ力を発揮できない。テキスト欄の隙間は無いが隙はある、そんなカードだった。全盛期だってバウンスすれば道を開けてくれたじゃないか?悪いのはガルザークではなくエマタイから突然現れる《アークデラセルナ》だったんじゃないのか?(リーフ脳)

 

...そして、《ガルザーク》は本当に本家をリスペクトしていないカードだったのか?

私は本家を慎ましいと表現したが、本当に本家は思慮深くて控えめだったのか?「本家は争いを好まない」というのは真実なのか?自分(てめぇ)が勝手にそう解釈していただけなんじゃないのか?ちくしょうちくしょう、チェス盤をひっくり返せよ。本家のデザインが「俺だけが暴れてテメエらの反論は許さねェぜ!」というものだったとしたら、デュエプレの《ガルザーク》はその傲慢さをより使いやすくアレンジしたと言えるんじゃないのか?魔改造ではなかったんじゃないのか?アイツも《ガルザーク》だったんじゃないのか?

 

ハッ!ンくそッ!なんだなんだ今のは?

 

俺は今、デュエプレの《ガルザーク》を肯定してしまった...?アイツはいい奴だと、そう思ってしまった...?馬鹿なありえない。俺は...俺はデュエプレの《ガルザーク》が嫌いなんだ。アイツを認めたくない。アイツは、《ガルザーク》では無いんだ...

 

それなのに、胸が痛い。豪快に相手シールドを3枚吹き飛ばすアイツの姿を思い出すと、胸が...痛いんだ。

 

youtu.be

 

これが、トキメキ...?

 

何、この気持ち...

 

教えてよ、ねえ。

【デュエプレ】聖霊龍王アガピトスについて

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はじめに

 

いきなりで大変申し訳ないのだが、これを読んでくれている方にふたつ伝えたいことがある。

 

まずひとつ目。

 

私は《連珠の精霊アガピトス》というカードが苦手である

 

そしてふたつ目。

 

私は《サザンルネッサンス》というカードが紙でリアル所持しているくらい好きである

 

 

苦手と好きがコラボしてしまった

 

今の状況は例えるなら、好きな女が俺が苦手な男と付き合い始めて、死ぬほど嫌だけどあまりにもお似合いすぎて「ヘヘッ…おめでとう…イイネ…」とカラカラの喉で繰り返すことしか出来ない状態に似ている。

 

そう、お似合いなのだ。ベストマッチすぎて否定することが許されないのである。梶裕貴竹達彩奈星野源新垣結衣、サザンルネッサンスとアガピトスで並べられる。

 

ラソン行事の後「お疲れ様。飲み物買ってきたよ」と、汗をかいているはずなのにやけにいい香りを漂わせてサザンルネッサンスの横に腰掛ける爽やか高身長イケメンは俺じゃない。新アガピトスだ。

 

ようやく叶ったサシ呑みで恐る恐る放った「好きな男とかいるんですか…」という問いに対し返ってきた「いるよ。仕事は大変だけど、彼との時間が励みになっててなんとかやれているの」という答え。その"彼"という言葉は間違っても俺を指すものじゃない。新アガピトスだ。

 

「この前、ようやく新婚旅行に行けたの!写真たくさん撮ってきたから前原君も見て見て!」そう無邪気に笑う彼女が見せてくるスマホの中の写真。そこで微笑む役割は俺にはちと荷が重い。そのポジションに相応しいのは新アガピトスだ。

 

俺が男に生まれたばっかりにアガピトスが男になっているが、実際のアガピトスは女性なので注意してほしい

 

非常に悔しいが感動してしまったので、これからサザンルネッサンスにおける新アガピトスがいかに優れたカードかを綴っていこうと思う。

 

聖霊龍王アガピトスというカードがルネッサンスの補完として完璧すぎる

 

聖霊龍王アガピトス》というオリカはサザンルネッサンスの持つ弱点を無理なく完璧に大胆に解決しているカードである。

 

順に書いていこう。

 

「サザン引けなかったらどうしよう問題」の解決

 

まずはサザンを引くことができないと息切れし気まずい雰囲気が流れる弱点についてだ。サザンを使ったことがあるプレイヤーであれば折角メタクリを展開できたのにサザン本体を出せずそのままズルズルと負けた経験が一度はあるだろう。(あってくれ)メタクリとはあくまでも時間稼ぎのためのカードだ、出した後悠長にターンを返していたらいずれは乗り越えられてしまうのだ。

 

この弱点をなんとかするために紙の先人たちは「サザン以外のリソース補給カード」をデッキに採用してきた。初期の《ガガピカリャン》や《ジャスティス・プラン》にはじまり、ドレミ団と組み合わせてみたり、《ジャスティスシェイパー》を仕込んでみたり、メタリカ基盤と組み合わせたり、《サザン.star》等継戦能力の高いクリーチャーとの折衷構築にしてみたり...様々な工夫がみられる。(是非下のリンクで検索をかけてみてほしい)

gachi-matome.com

 

デュエプレにおいても別途リソース補給要員が必要なことはほぼ間違いない、何を使おうか?そう考えていたところに舞い降りたのが新アガピトスである。

 

...思わず溜息をついてしまうほどの完成度だ。

 

前述した「継戦能力の高いクリーチャーとの折衷構築にする」というアプローチをとんでもなく高度な次元で行ってきやがった。リソース補給=手札補充のノリで考察を進めていた俺を平手打ちにするかのような破壊的能力。「進化ではない光のコスト6以下のクリーチャーを1体出してもよい」じゃねえよ良くねえ。た、確かにドローより踏み倒しの方が基本的に何倍も強いが、許されるモンなのか...?

 

その性能は未知数だが、私はとんでもなく強いカードだと感じている。下手したらサザンよりこちらを優先したい状況のほうが多いんじゃないかと思うくらいには。

 

www.youtube.com

 

公式動画の40:00辺りを観るとわかるが、この局面サザンが引けなかった場合新アガピトスで走れるのである。信じ難いが、デュエプレのサザンルネッサンスはパンダやジャッキーの血を引いているデッキらしい。(紙では横展開からのワンショットに特化したデッキなので慣れるまで時間がかかるかもしれない…)

 

これで新弾の目玉の一角《エバーローズ》を踏み倒しでもしたら人が死ぬだろうし(ドラグナー販促要員としてみても新アガピトスは一級品である)、雑に小型クリーチャーを出してもサザンへの布石となる。

 

し、正気か...?

 

クリーチャーコントロールに何食わぬ顔でバルガライザーが紛れ込む。これが現代のデュエプレなのだ。敢えて汚い言葉を使わせてもらう、「馬鹿」だ。だが、全力で馬鹿になるのも悪くないのではないか?そう本能が告げている。

 

「盤面7体制限キツ過ぎるのでは?」問題の解決

 

前述の通り新アガピトスがパンダジャッキー寄りの性能を持っているため「早期に走るプラン」が現実的なものとなっているが、本来サザンルネッサンスというデッキはひたすらクリーチャーを横に並べ、一斉攻撃で勝ちにいくワンショット寄りのデッキである。

 

だからこそ、

 

 

このような疑問がユーザーから出るのは至極当然で、私も「そうなんだよな...」と相槌をうつ等していた。まあ、私がティーザームービーでサザンの姿を確認し最初に思ったことは「レアリティそのままで出してくれ!SR生成は重い」だったのだが...恥ずかしすぎる...

 

個人的には《審判の鎮り 新蓮》のような「手軽にブロッカーを打点に変換できるカードが収録されるのでは?」と思っていて、これは正解っちゃ正解だったのだが、こんなに盛ったカードが来るとはとても予想できなかった。

 

そう、新アガピトスはサザン本来の動きにも綺麗にハマるデザインなのである。

 

俺は使ったことがあるから分かるが、準バニラの《新蓮》ですらそこそこ強いカードだぞ...?コスト踏み倒し効果を持った《新蓮》、本当に大丈夫か...?盛るのはエレナ様の胸だけにしておいたほうがよかったんじゃないのか...?

 

ていうか俺の中では新アガピトスの出力が高すぎて《不滅槍パーフェクト》がコロッと裏返るんじゃないか疑惑まで浮上している。《エバーラスト》が当たり前のように場に佇むのがデフォルトだとしたら、これはもう盤面制限なんてないも同然。パーフェクトを装備した《エバーローズ》は吸い込まれないから盾を割るリスクも比較的少ない。。。っていうかよく見るとしれっとパーフェクトの龍解条件も緩くなっているじゃねえか!!ほ、本当に大丈夫なのか!??

 

しかも、しかもだ。新アガピトスはマナ武装で相手クリーチャーをタップすることができる。これがとんでもなく危険だと私は考えていて、なんなら次の項で話したいことに繋がるのだが、なんかもうマジでほ、ほほほ、本当に大丈夫なのか!??ウホホーッ!!!

 

相手に触りにくい問題の解決

 

軽量メタクリーチャー、質の高いドロソ、フィニッシャーと魅力的な要素を多数備えているサザンルネッサンスだが、弱点も勿論ある。有名どころだと「全体火力に弱い」というものがあるが、地味にキツイのが「相手クリーチャーに触る手段に乏しい」というものだ。ブロッカーがぽつんと立っているだけで結構鬱陶しいのである。

 

タップやフリーズ効果を持つウィニーを採用すればある程度は改善されるが、それらに枠を割くのはなかなか難しい。その手のカードはタップキルが強い環境でもない限り活躍する場面が限られており、デッキパワーを下げる危険性があるからだ。意識することはほぼないが、タップという行為は「相手クリーチャーに干渉する手段」の中でダントツで弱い。

 

本家DMには防御札として強く手打ちも容易なタッパーである《ライデン》や《メメント》があったが、デュエプレにはそれらは存在しない。これは本家以上に相手クリーチャーを抜けるのに難儀するかもしれないな。

 

そう思っていた矢先の新アガピトスである。俺の不安は杞憂100%だったのだ。展開しつつおまけのように相手クリーチャーの動きを止める。控えめにいってフットワークが軽すぎる。ここまでお手軽に相手クリーチャーに触れるなら難儀もクソもねえ。俺達はアガピトスというデュエプレが産んだ光の前に跪くことしかできねえ。

 

そしてこの能力の特筆すべき点だが、当たり前のように重複する。ま、待つんだwait!それは洒落になってないだろ。新アガピトスは盤面1体制限がないのだから複数体並ぶことが予想される。仮に新アガピトス2体で殴ったらタップ効果は4回発動する。

 

それはもう《ホーリー・スパーク》と大差ないだろうが…

 

「暖かく包むだけが、光ではありませんよ」とはよく言ったものだ。こんな安い速い強いが三拍子揃ったジャンクフードみたいな光に暖かさなんて微塵もありゃしねえ。この輝きは冷たい氷の輝き。だが、この冷たい輝きに触れてみたい俺がいる…

 

「アガピトス」という5文字

 

ここまで書いてきたことをまとめると、新アガピトスは

 

  • サザンと双璧を為す、あるいはサザン以上に強力なデッキのエンジン
  • 盤面制限という枷を打ち破る、大胆なアプローチ
  • 相手盤面をこじ開ける斬り込み隊長

 

である。

 

化け物。どこからみても文句の付けようがないバケモンである。多分裏面から見ても禍々しいオーラを放っていると思う。戦略、戦術、そして戦闘。三拍子揃った最高の人材。デュエプレ界の園崎魅音

 

…俺は本来、ここまで露骨なデザイナーズカードを見るとあまりいい気分はしない。デッキを「作らされている」感じがして、どうにも気持ちが乗らない。

 

だが、このカードは「アガピトス」だった。このカードに「アガピトス」の名を付けた。このカードをサザンと同じ弾に収録した。

 

全てに、納得できてしまうのだ。

 

ふざけたコスト踏み倒しもタップ効果も突然湧いてきた能力じゃない。アガピトスというひとつの伝説が元から持っていた能力である。コスト軽減も《ギフト》や《天門》で降臨していた過去を振り返ると僅かの違和感も無い。アガピトスの特性がたまたまサザンルネッサンスの不足部分を補えるものだったからリメイクした。それだけのこと。あまりにスマートで、美しい。ここまで美しいと、言われるがままデッキを組んでみようかと思えてしまう。

 

もう一度言うが、私はアガピトスというカードに苦手意識を持っている。アガピトスは私に数多のトラウマを植え付けた恐怖の対象だ。

 

だが……新アガピトスの登場は、歓迎する。

 

俺はこのカードを早く使いたくて仕方ない。

 

おわりに

 

もう語ることは全て語ったので、最後にこの言葉を残して〆ようと思う。

 

こんちきしょうめ

 

関連リンク

 

前...回......?

www.maebarasenuta.com

ACMF2日目

秋田 CARAVAN MUSIC FES 2日目終了!

 

楽しすぎました!ありがとう高橋優!!!

 

俺達は"現実という名の怪物と戦う者たち"だ…!

 

感想

 

ハイライトはやっぱりwacci×高橋優の「駱駝」。

 

親交がある2人なのでグッとくるMCを期待していましたが、そんなもんじゃない圧倒的サプライズを味わったぜ…

 

駱駝は前原自身非常に感銘を受けた曲なので、こういう形で披露してもらえて本当に嬉しかったです。(高橋ファンは大体好きだろうけど

 

僕のまわりはめちゃくちゃざわついてました。そりゃそうだ。

 

wacci自身の持ち曲もすごくよくて、ベタですが「恋だろ」、すごく沁みました。

 

 

そして忘れちゃいけないのがゴールデンボンバー

 

ネタが……洗練されすぎている……

 

自分は全力でバカなことをやるタイプのギャグが結構好きなんですけど、彼らはその極みにいるような印象を受けました。さすが、時代を築いただけあります。いくつネタ仕込んでるんだよ頭おかしい(褒めてる)

 

チ◯コを主催者の顔で隠すのゴールデンボンバーにしかできないだろ!!!

 

…あ、樽美酒のケツは良いケツでした。引き締まってました。

 

 

高橋優のソロステージは勿論最高。

 

自分、彼が調子悪い日を見たことないんですよね。せいぜい「虹」のラストで少し声が掠れる程度。いつも万全の状態で仕上げてきてくれるのはファン冥利に尽きます。

 

優さんはコロナ禍前からマスクを常備していたみたいな話もありますし、ボーカリストの中でも人一倍喉に気を使っているのかもしれません。

 

今回のセトリは「裸の王国」からスタート、先日の「絶頂は今」もヤバかったですがこれも相当な攻撃力。サビで観客全員が日頃のストレスを高橋優にぶつけているのがわかりました。

 

その後も「ルポルタージュ」「現実という名の怪物と戦う者たち」と、2days組に優しい変化のあるセトリを叩き込んでくれて、本当にもう…ありがとう……

 

2日間全く同じセトリでも全然文句なかったんですが(特に音源化されていない「はなうた」はたくさん聴きたかった)、こんなことをされたらまたライブに足を運ばねばなりませんね。

 

弾き語りツアー行くぞおおお!!!

 

写真とか

 

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焼きそばリベンジ。

 

冷めていても美味しかったけど冷めていなかったらもっと美味しかったと思います。

 

…と書いたところで、現地クソ暑かったし熱々じゃなくて良かったかもな〜と。。。

 

本当に雨降らなさすぎてウケる。部活していた時並に日焼けしました。

 

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ホテルの朝食。

 

特に秋田要素はなかったけど美味しかったです。

 

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秋田といえばなまはげと犬ですよね。

 

秋田犬のぬいぐるみを買って自室のワンパチと並べようかと思ったのですが、お金がなかったので断念しました。

 

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帰り際に食べたぎばさ蕎麦。

 

ぎばさとは秋田ではおなじみの海藻です。

 

めかぶとモロヘイヤの融合体みたいな味と食感でシンプルな蕎麦との相性抜群でした。

 

正直に言うとフェス飯を超えてしまった、最後にとんでもない刺客が現れたもんだぜ

 

まじで美味しいので、秋田行く機会があったら是非食べてみてください。

ACMF1日目

秋田CARAVAN MUSIC FES1日目終了!

 

うおおおお楽しかったアアアアア!!!

 

コロナとか諸々で行くことが出来ずにいたACMFにようやく参戦出来ました!

 

高橋優セトリ良すぎ、「絶頂は今」から始まるのどうなってんだ。天才すぎる。

 

予想以上にライブ映えする「高野豆腐」もめちゃくちゃ盛り上がったぜ。

 

「spotlight」「HIGH FIVE」には生きる活力を貰いました。

 

他アーティストさんも熱くて楽しかったです。知ってる曲が多かったのもあって、緑黄色社会が良かったな〜

 

ワンマン行ってみたいです

 

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Fooooo!!!

 

写真

 

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いぐきたな〜!

 

…じゃないよ優さん!駅から30分程歩いてようやくたどり着いたぞ!

 

私は自分の住んでいる場所をど田舎だと思っていたのですが考えを改めることになりました。上には上がいる。アクセス最悪!

 

どれくらい田舎かというと…これは面白いので別記事で語りますねw

 

まあ楽しかったので許します

 

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快晴で良かったです。高橋晴れ男万歳

 

待ち時間はフェスの定番フェス飯に舌鼓を打ちました。

 

私は、

 

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かづの牛(姉様?)を使ったローストビーフガレット〜眼鏡添え〜

 

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名物肉巻ききりたんぽ

 

をいただきました。

 

どちらもすったげ美味かったです。どうでもいいですが、会場でアルコール飲むのははじめてでした。少し大人になりました(そうか?

 

他にも横手やきそばとかラーメンとかいぶりがっこチーズとかあったんですけど、トイレの世話になりたくなかったので泣く泣くスルー、2日目に何かしらいただきたい所存

 

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ローカリズムの車と記念写真を撮る前原です。気持ち悪いですね。秋田犬のうちわに感謝。

 

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優さんとも記念写真を撮りました。秋田犬のうちわで顔を隠しきれていなかったので、偶然出てきた肉巻ききりたんぽで無理矢理潰しました。まだ見ることができますね。

 

SPYAIRのIKEさんと優さんのツーショットも撮りたかったんだけど撮影OKか分からなかったので断念…

 

2日目も楽しむぜ!

 

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夜は鉄板焼き屋さんでお好み焼きをいただきました。

 

たこやイカがゴロゴロ入っていて大満足でした。ご馳走様でした。

 

秋田、基本一面緑なのにスナックはたくさんあってワロタ。

【デュエプレAD】マーシャルメテウス【追記あり】

構築

 

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今シーズンはVANナイン大王マーシャルの練習をしていたので、ソリティアしないマーシャル構築が新鮮に感じる。

 

概要

 

《マーシャル・クイーン》で《ボルメテウス・リターンズ》を複数枚唱えてワンショットキルするデッキ。《マーシャル》+《ブラック》+《サファイア》でピッタリダイレクトアタックが成立する。

 

試練の塔で《ボルメテウス》が破壊の限りを尽くしているのを見て、「これランクマッチでも通じるんじゃないか?」と思い勢いで組んだ構築である。

 

ボルメテウスセットとポリタンマーシャルでデッキの半分が埋まるため構築に難儀したが、概ね満足いく仕上がりに出来たと思う。

 

キーカードは《プライマル・スクリーム》。1枚で墓地肥やしとパーツ探しを兼ねることができる重要なカードである。これがないとデッキが回らない。

 

↑嘘だった。この枠に《ブレイン・タイフーン》を採用した方が再現度が上がる様子。トリガー付きであることに拘りすぎていた。雲丹さんのツイートに感謝。

 

動き

 

墓地に2枚の《ボルメテウス》、手札にポリタンマーシャル+《リターンズ》2枚を揃えることを目指して動く。

 

要求値が高そうに見えるが(まあ実際高いのだが)1体の踏み倒しでも十分強かったりテキトーに触ったシールドから《リターンズ》が捲れたりするので出力はわりと安定している。

 

手札や対面によって行動が変わってくるが、堅実な動きとしては

 

2t《エマタイ》

3t《エナジーライト》

4t 更に手札交換

5t《マーシャル》

 

が挙げられるか。《サファイア》が絡めば5キルが可能である。

 

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気持ちよすぎだろ!!

 

カード紹介

 

コスモポリタン

 

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お馴染みの進化元。

 

ドナ

 

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闇複合なのが災いしてマーシャルデッキから抜かれがちな可哀想なオリカだが、本デッキでは

 

・墓地肥やしが役立つ

・闇マナになる

 

と相性抜群なので無理なく採用することができた。(多色過多なデッキにしたくないので《ポリタン》の方を多くしているが)

このカードで《ボルメテウス》を墓地に送れると脳汁がドバドバでるが、《リターンズ》が逝くこともあるため出す時はいつも緊張する。

 

エマージェンシータイフーン

 

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僅か2コストで山札を掘りつつ墓地を肥やせる素晴らしいカード。強力な初動かつ《マーシャル》の弾丸である。

信じられない話だがデュエプレには《エマタイ》以外のトリガー付き手札交換呪文が存在しない。次の弾で《サイバー・チューン》辺りを先行収録してもらいたいものである。

(クリーチャーであれば《ロビン・グレート》がいるのだが、処理タイミングの都合上ディスカード→《リターンズ》の動きを同時に行えない)

 

マーシャルクイーン

 

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某デッキの台頭でデュエプレ世界でも台風の目となった姫様。本デッキでは《ボルメテウス》を呼び出し焼却の限りを尽くす。

《リターンズ》暴発のことばかり考えがちだが、「耐久するカード」としても優秀であることは意識しておきたい。

例えば、《デビル・ハンド》を埋めて相手の攻撃を耐えつつ墓地に《ボルメテウス》を送ったりすることも出来る。

 

エナジーライト

 

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手札の質が重要なマーシャルデッキにはドロソが不可欠!

トリガーがついている《ネオ・ブレイン》と悩んだが、4ターン目のアクションに《プライマル》があるためそこに繋がるこちらを優先した。

《プライマル》が《ネオ・ブレイン》の仲間みたいなもんだしまあいいだろう…

 

プライマルスクリーム

 

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不確定ではあるが《ポリタン》や《マーシャル》を探しつつ《ボルメテウス》を複数体墓地に埋められるこのデッキのためにあるようなカード。

《マーシャル》始動前に使うのは勿論、《マーシャル》で《リターンズ》と共に撃っても強力である。運が良ければ墓地0からワンショットだってできるのだ。(プライマルリターンズリターンズ)

唯一の欠点は《リターンズ》を墓地に送ってしまう可能性があること。《エマタイ》の仲間が増えたら抜けていくだろう。今のカードプールでは必須だと思われる。

 

ホーガンブラスター

 

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水文明で単色で気兼ねなくマナに置けてあわよくば強いトリガーは無いかなと探してみたところ該当した。極めて合理的に《ホーガン・ブラスター》を採用できたなとほくほくしている。

《リターンズ》を傘増ししているようなものなのでものすごく強い。なんならこのカードから《ボルメテウス》が飛び出すこともある。

 

サイレントスパーク

 

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シールドトリガーの中でも随一の防御力を誇るスパーク呪文でありながら、タップが要らない場面ではドロソとして使うことができる。無駄がなさすぎる。

 

ボルメテウスリターンズ

 

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《ボルメテウス》発射装置。連射することで試練の塔のそれに近い気持ちよさが味わえる。

 

デビルハンド

 

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確定除去+墓地肥やし。《VAN》等のロックを突破できる受け札として重宝する。

このカードを《デスゲ》《デーモン・ハンド》より優先するデッキを組むことになるとは思わなかった。

 

ボルメテウスブラックドラゴン

 

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登場時確定除去を放てる闇のボルメテウス。

防御札になるため、殴ってくるデッキが相手の時は《サファイア》より優先して墓地に落とすと良いだろう。

 

ボルメテウスサファイアドラゴン

 

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3打点のボルメテウス。フィニッシャーとして申し分ない強さである。

 

関連リンク

 

https://youtu.be/hJVuvLwUegY?si=Fyaj2jcsrRpcvIpT

 

レシピが煮詰まっていない時に撮ったものですが、意外と回ることがわかって頂けるのではと思います。

 

追記レシピ

 

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《ブレインタイフーン》入りの一例として。

 

私自身まだ開拓中なので、あまりクオリティに期待しないでいただけると幸いである。

 

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一応ジャンプアップするなどした。

【デュエプレND】鬼丸爆入り赤黒ヒューマノイドメモ

やっと明確な採用理由を持って彼を使うことができた

 

構築

 

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概要

2色構成のヒューマノイドビートダウン。

一見大型進化クリーチャーで豪快に攻めるデッキに見えるが、実際はメタビート寄り。《オニナグリ》、《鬼丸爆》の両方を出さない試合も多い。

ヒューマノイドの層が厚くなったことにより、これとは全く違うデッキになった。

 

環境的立ち位置が比較的良い。

現ND環境は大きく分けて、

 

青白リキピ、オラクルのような横展開して圧殺するビートダウン

刃鬼、4cヴィルヘルムのようなターボデッキ

祝門、アガサ天門のような受けに優れたデッキ

墓地ソース、アウトレイジのような継戦能力の高いビートダウン

 

の4タイプに分けられるが、《オニナグリ》《キクチ》《エンターテイナー》を自然と採用できるヒューマノイドはこの中の上3つに対し勝ちパターンがある。

墓地ソースが非常に重いのが懸念点だが、《鬼丸爆》を走らせることでワンチャンスある(後述)ので妥協している。《コンクリオン》や《オリーブオイル》入りも試したが、下手に墓地メタを積んでも勝てないと悟った。

 

特筆すべきは《世紀末ヘヴィ・デス・メタルだろうか。

癖はあるが《モエルゴー》でサーチできるクリーチャーとしては頭一つ抜けて強い。

加えて、《鬼丸爆》と合わせてなんちゃって世紀末リリィができるので映える。YouTuberにおすすめの組み合わせである。

 

弱点は個々のカードパワーの低さ。適切なカードをプレイ出来ないとボコボコにされがち。

 

立ち回り

 

VSリキピ、オラクルなど

 

《オニナグリ》で相手のウィニーを根絶できれば勝ち、できなければ負けの対面である。速度負けしないよう《ヒバナ》《トップギア》を積極的に出していきたい。

注意点は《オニナグリ》を盤面に維持し続けること。不意の《アクア・サーファー》などを貰わないよう、殴り方に注意する。迷ったら《オニナグリ》以外では殴らない方が良い。

《コダマンマ》は相当手札が酷い時を除き出すのを控える。

 

VSターボ

 

《キクチ》と《エンターテイナー》を立てるゲーム。《コダマンマ》を使い全力で探しにいこう。先手2→4をされると《キクチ》が出せても怪しいのは内緒である(やっぱり《リュウセイホール》が強すぎる)

ワンショットできる相手ではないので、上記メタクリを複数展開し序盤から刻んでいくのが理想。特に《エンターテイナー》は2体並べることで《永遠のリュウイカイザー》をも無視できる優秀なアタッカーとなる。

シールドを0にしてしまえば耐久されても《ヘヴィデスメタル》で貫通できる。コスト軽減能力があるため《ヴィルヘルム》のランデスも致命傷にはならない。

本当にどうしようもない時は《鬼丸爆》を立ててなんちゃって世紀末リリィをしよう。私は一度も成功したことがない。

 

祝門

 

一瞬でゲームが終わるケースと死ぬほど長いゲームになるケースがある、胃が痛くなる対面。

前者は4t《チャーマジュン》を《オニナグリ》で焼きつつシールドを詰める展開になった時だ。こうなると後戻りできないため《祝門》のやる気がないことをひたすら願うしかない。幸い動き出した《オニナグリ》は《陰謀》も《エタガ》も《デスゲ》も食らわないため、場持ちは良い寄り。

ハンデスでこちらの足を止められると後者の展開になりがち。《モエルゴー》《エンターテイナー》で牽制しつつ《デスゲ-ト》を撃ち合う、さながらコントロールミラーのような渋いゲームが始まる。しんどい。

 

墓地ソース

 

基本的に勝てないので、ご都合貫通ルートだけ記載しておく。

 

2tヒバナ/相手ルーター

3tモエルゴー、進化獣サーチ/相手ルーター、1点

4tオニナグリ、盤面破壊しつつ2点(相手墓地MAX6)/相手クロスファイア

5t鬼丸爆、相手シールド割り切り。相手の攻撃をトリガーで耐える

6tフィニッシュ

 

《鬼丸爆》がハマれば《クロスファイア》の殴り返しや《キューブリック》のバウンスを無効化できる点に着目したゴリ押しルート。

繰り返すがこれはご都合ルートである。このレシピで安定して《鬼丸爆》を場に残すことは不可能だし、4t目に《キューブリック》を刺しこまれるだけで《鬼丸爆》の着地は成立しなくなる。

 

カード紹介

 

コダマンマ

 

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3ターン目に《キクチ》が出せれば勝てるのになー!という試合があまりにも多かったため、2ターン目に《キクチ》を探せるカードとして採用したが、実際に《キクチ》を掘り当てたことは無い。

ドロソとして無難に強かったので良しとする。手札補充が《モエルゴー》だけだと7コスト帯まで伸ばすのが結構厳しかったりするのだ。

(7はヒバナオニナグリや撃滅、弾丸を出せる重要なライン)

 

ヒバナ

 

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初動1。

《オニナグリ》を仮想敵に間に合わせるために必須。

自身が進化元になる点で《トップギア》に勝る。

 

トップギア

 

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初動2。

《オニナグリ》を仮想敵に以下同文。

《エンターテイナー》や《ヘヴィデスメタル》のコストを下げることができる点で《ヒバナ》に勝る。

 

トップギア》の採用は、

こちらの構築を参考にさせていただきました。

ありがとうございます。

 

キクチ

 

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マナ加速や光臨、ホネンビーなどを妨害できるすごいヒューマノイド

 

モエルゴー

 

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デッキの潤滑油。ヒバナ→これ→オニナグリの流れは非常に美しい。

今までは進化でないハンターを探索する効果が腐りがちだったが、《HDM》という爆弾の登場で覚醒した。

このデッキでは、

 

ヒバナ、モエルゴー、HDM

オニナグリ、鬼丸爆

 

を探索できる。

 

エンターテイナー

 

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刺さらない対面は墓地ソースくらいと言っても過言ではないスーパーカード。何故なら、環境デッキは総じてずるいからである。

 

オニナグリ

 

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数ターンに渡ってウィニーをおさえこむヒューマノイドの斬り込み隊長。

能力もさることながらパワー7000が極めて優秀。パワー7000は進化リキピに取られず、《キナコ》のパワー低下も届きにくい絶妙な数値なのだ。

 

シールドトリガーの皆様

 

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元々はデスゲート4スクラッパー4の配分だったが、《スクラッパー》は《オニナグリ》と役割が被ることを考慮し2枚《ハンド》にさしかえた。

《5000GT》や《G・イズモ》など、《ハンド》でなければ取れないカードが増えてきているのでこの変更は正解だったように思う。

 

鬼丸爆

 

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除去に強い大型フィニッシャー。

本デッキのヒューマノイドは22枚。補完としての採用なのでギリギリ許せるラインかな…と思っている。

 

弾丸リュウセイ

 

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ターボデッキに刺さる大型クリーチャー。必須ではないがあると役に立つことがある。

一度このカードを投げて勝ち確…という試合があったのだが、デュエプレが落ちて負けてしまった。

 

世紀末HDM

 

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リセットボタンでありフィニッシャー。味方と合わせて殴り切る運用が難しいのが玉に瑕だが、このカードはあくまでも不利な状況を打開するカードなのでそこまで気にならない。

《モエルゴー》がこれを引っ張ってくる絵面が面白すぎる。

 

竜極神

 

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倒れたヒューマノイドを蘇生したり、《キクチ》で妨害した後にランデスで詰めたり。今でも強力なカードである。

ゴッドなので《HDM》の滅亡の光に巻き込まれないが、2体が揃ったことはない。

 

関連リンク

 

youtu.be

スカーフガラルファイヤー考察・調整

はじめに

 

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ガラルファイヤーは、見た目かっこいいなーと思いながらも剣盾時代にやる気がなさすぎたせいで触れることがなかったポケモンである。

 

そんなガラルファイヤーの専用技「もえあがるいかり」が命中100で通りが良い岩雪崩だと最近気付いた私は、ガラルファイヤーにスカーフを持たせランクバトルに潜ってみた。

 

すると10戦ちょっとでマスターボール級に到達(!)し、本当に強い雰囲気を感じたので、使用感とかを纏めてみようと思う。

 

ガラルファイヤーというポケモン

 

もえあがるいかりというチート技を振り回すビジュが優勝しているポケモンこの見た目で熱風を覚えないのは解せないが。

Cが100しかないかわりに耐久が高く、手数で押すタイプのアタッカーといえる。もえあがるいかりの怯み効果が機能すれば行動回数は更に増える。

特性ぎゃくじょうもガラルファイヤーの性能とマッチしており強力。

 

ガラルファイヤーとスカーフ

 

メインウェポンのもえあがるいかりとエアスラッシュが共に怯み効果を持つためスカーフとの相性が良い。

加えて、実際に回してみてスカーフで微妙な素早さを補う意義が環境的に大きいなと思った。

 

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これはテルさんというYouTuberさんがまとめてくれたWCS2023のTOP16構築なのだが、なんかスカーフガラルファイヤーの通りが良いのだ。

ハバタクカミどうなんだと思われるかもしれないが、ガラルファイヤーは無振りでC187ハバタクカミのムーンフォースを確定耐えする。1vs1の勝負なら逆上込みで勝てる可能性がある。

勿論エナジー等を考慮すると撃ち合いたくはないので補完は必要だが、選出自体は躊躇うことなく出来る。

 

悪戯心による妨害が効かない追い風役にするのも面白そうではあるのだが、追い風の撃ち合いになった際、S90が足を引っ張るのではないか…というのが私の予想。

ウーラオスより速く耐性優秀なサザンドラの存在も気がかりだ。

 

構成

 

配分:控えめCS252

テラスタイプ:悪

私が使った技:もえあがるいかり/あくのはどう/エアスラッシュ/とんぼがえり

候補技:バークアウト/イカサマ/ぼうふう/ねごと/おさきにどうぞetc…

 

CS252振りで全く困らなかった。

最速にしなくてもハバタクカミやテツノツツミを抜けるため、私は控えめで使用。

誇張なしでもえあがるいかりしか撃たないので、もえあがるいかり寝言の構成も許されると感じた。

 

追記(調整振り)

 

臆病HP28B12C252D4S212

実数値:169-×-112-152-146-150

 

意地っ張りスカーフウーラオスを意識した配分、陽気ウーラオスの水テラスタルすいりゅうれんだ耐え意地っ張りスカーフウーラオス抜きを両立している。

こっちの方が良いかも。

 

構築

 

ガラルファイヤー@スカーフ

サンダー@おんみつとかゴツゴツメットとか気分で

霊獣ランドロス@チョッキ

テツノワダチ@ブーストエナジー(素早さ)

れんげきウーラオス@たすき

テツノドクガ@珠

 

コンセプトは「もえあがるいかりに岩雪崩を重ね、ひたすら怯ませる」。

 

それを実現するのがみんな大好き(笑)霊獣ランドロスとテツノワダチだ。ランドロスは威嚇でファイヤーの物理耐久を補強できる岩雪崩使い、テツノワダチはハバタクカミやパオジアンを上からワンパンできる岩雪崩使いである。

共に地面タイプなのでテツノカイナに強い点も優秀。シンプルに浮いているポケモン地震の並びなので汎用性も高い。

ガラルファイヤー+テツノワダチの組み合わせは友人のドンカラス+テツノワダチのパクリなのは内緒(ありがとう)

 

当初はテツノドクガがハバタクカミだったのだが、フリーザーとグレイシアの吹雪でボコボコにされたのでこの形になった。

 

おわりに

 

もっと良い構築が作れそうなので、次シーズン暇があったら研究しようと思う。

多分無理に追い風役を入れる必要がないんだよなと思ったり思わなかったり。

【デュエプレ】Wニューワールドメモ

怖いのは、処理落ち。

 

構築

 

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《N》が三玖で統一されていないのが最高に汚いぜ、bad…         オタのリュウセイ・カイザー

 

※動画で使っているデッキとは一部カードが異なります

 

概要

 

《フェアリー・ギフト》から《N》または《シューマッハ》を出し、《クロスファイア2nd》や《ベニジシ》を連鎖させるシンプルなビートダウン。

最速4キルが可能かつ、起点となるカードが8枚も入っているためギフト◯◯デッキの割に再現性が高い。

リュウセイホール》基盤なのでロングゲームにも対応できる。

 

Nとシューマッハ

 

優先して出したいカードは《N》。

墓地ソースやMRCが跋扈するADにおいて、《N》の墓地リセット効果は絶大な力を発揮する。

シューマッハ》は逆に墓地利用を促進してしまったり、《永遠》が暴発したりと問題点が目立つ。あくまでも《N》が出せない時の代替カードとして捉えるのが吉。

 

また《シューマッハ》は手札を捨ててしまうのに対し《N》は山札に戻すため、ハンドキープしていたカードを引き直すことにも期待できる。

…結構あるのだ、手札リセットをかける時《クロスファイア2nd》が手札にいることが。

 

シューマッハ》が活きるのはお互いの山札が薄くなった時。相手がカードを引きたくても引けない状況で召喚すれば擬似的な重量級ハンデスとして機能する。

 

立ち回り

 

2コストブースト→ギフトNorシューマッハ+a→リュウセイホール等で追撃が黄金パターン。

ここまで早ければ《N》召喚を躊躇う理由はない。

 

《ギフト》が決まらなくてもマナ加速から《リュウセイホール》や《N》で始動可能。

この動きも十分強力だが、相手の回りが良いと《N》が利敵行為になり得る。状況によっては《リュウセイホール》《ベニジシ》を優先し7コストSA手打ちに繋げた方が良いだろう。

 

カード紹介

 

フェアリー・ライフ/霞み妖精ジャスミン

 

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定番の2コストマナブースト

より前のめりにするなら《シビレアシダケ》の系譜を使うのもあり。

 

蛙跳びフロッグ

 

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擬似的に2→4ルートを成立させるカエル。3ターン目にギフトNすることがコンセプトなので、2コストブーストカードを気持ち多く採用した。

殴れる《ライフ》みたいなものなので当然強いが、「刃鬼」等とマッチングした際ブースト→吸い込むナウで退かされてしまう点はネック。

 

無重力ナイン

 

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クロスファイア2nd》に反応して飛び出す小型アウトレイジ

正直《ナイン》よりスピードアタッカーを突っ込んだ方が強いと思っている…のだが、手札リセット後の"映え"を思うと1枚は欲しかった。

《フロッグ》にも反応するので弱くはない。

 

フェアリー・ギフト

 

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本デッキの核となるカード。3ターン目に大型2打点×2+aが並び、手札も潤うのは間違いなく強い。

 

ドンドン吸い込むナウ

 

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手打ちしても強い汎用シールドトリガー。

本当はこういう前のめりなデッキには《クロック》やスパークを採用したいのだが、回りやすさが段違いなので抜くに抜けない。

《エンターテイナー》相手に8マナ貯めて吸い込む→ギフトNを決めるルートがあったりする。後半腐りがちな《ギフト》が活きる貴重な瞬間である。

 

ベニジシ・スパイダー

 

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《N》の手札リセット後に出せると美味しい枠。

手打ちしてもそこそこ強い点が魅力。

墓地ソースの《アツト》等に反応するため環境との親和性は前環境同様に高い。

 

超次元リュウセイ・ホール

 

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シータ基盤のメインウェポン。本デッキでは色基盤としての重要性が他シータデッキよりも高い(コンセプト上《クロスファイア2nd》は出来るだけキープして山に戻したい為)。

中途半端なウィニーに対する足切り性能は勿論、スピードアタッカーを出せるカードとして非常に優秀である。《クロスファイア2nd》と合わせて、「VAN大王」の片方であれば無視出来る布陣を作ることが可能。

出せるサイキックは勝利シリーズ、バゴーン、牙、ブロッカー、フォーエバーとなっている。

 

サイバー・N・ワールド

 

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大量の手札を補充しつつ《クロスファイア2nd》と《ベニジシ》のコスト踏み倒し能力を誘発させる最重要カード。

繰り返しになるが、基本行動が環境トップの墓地ソースやMRCに刺さるのは非常に偉い。

 

新世界シューマッハ

 

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5枚目以降の《N》。

無重力ナイン》のG・ゼロを達成できるのは魅力的である。

 

天災超邪クロスファイア2nd

 

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説明不要、《N》を早出しする旨みを大きく強化してくれたカード。

7コスト払って《ツインキャノン・ワイバーン》として使うこともしばしばある。

 

ボルバルザーク・エクス

 

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Nエクスのエクスの方。

 

動画

 

youtu.be

 

www.youtube.com

 

人気投稿者とネタが被ってしまったぜ!

【デュエプレ】堅実イザナイコットンメモ【カジュアル】

なのだわ!

 

構築

 

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程よく遊びが入っており、個人的に好きなリスト(後述する動画とはレシピが異なります)

 

概要

 

《イザナイ・コットン》を光臨先として採用したラクルビートである。

前のめりな構築だが《ゾロスター》が自然と採用できるため状況次第ではコントロールプランを取ることも可能。

 

コットンあれこれ

 

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ガチャカードの印象が強い《コットン》だが、ファッティ発射台として使うのは正直難しい。

場に残れば複数ターンにわたって踏み倒しチャンスがあるとはいえ、戦えるデッキを組む場合、どうしても即効性のある《ホーガン・ブラスター》や《ミステリー・キューブ》を優先したくなる。

ガチャデッキの《コットン》は、不安定すぎる踏み倒し能力をワンチャン使えるようエスケープ(デュエプレではキーワード能力化していない)がついたカード…というのが個人的な印象である※

 

だが、殴るデッキに採用すると話は変わってくる。除去や殴り返しに強いアタッカーかつ、運が良ければコスト踏み倒しまでしてくれるカードと解釈できるのだ。

 

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コレの上位種といえば伝わりやすいだろうか。

おいおい2コストと5コストは雲泥の差があるだろうと思われるかもしれないが、だからこそのオラクル軸である。

 

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最速3ターン着地なら、まあ許容範囲なのだわ!!

 

※ガチャデッキに組み込むのが悪いというわけではありません。念の為。

 

立ち回り

 

コスト軽減や光臨を活用し、場に《コットン》を含むオラクルを並べていく。

《ゾロスター》や《キナコ》で有利な状況を作ったら、数で押し切ろう。

ラクルが横並びするので《ストロガノフ》や《ヨミ》も適宜使っていきたい。

 

カード紹介

 

サトリラシャ

 

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光臨を即座に発動させることができる1コストのウィニー

20弾環境ではデメリットが目立っていたが、《マントラ・ゾロスター》という化け物カードの実装により立場が変わったように思う。

それでも個人的には苦手なカードだが、《コットン》ガチャを早期に行いたい欲に抗えなかった為、今回はガン積みした。

 

アクロアイト

 

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本デッキの初動であり前述した3ターン光臨を実現させる重要パーツ。

まあ3ターン目にアクロカリーナラシャが揃うことは稀なのだが、《コットン》や《ゾロスター》のコストも下げられるので無駄がない。

何も結果を出していないので強く言えないが、アクロアイト型オラクルは結構やれると思っている。

 

マントラフリル

 

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低コストで召喚できるオラクル。《カルマ・フリル》や《キナコ》、《ゾロスター》の出力を高める働きがある。《アクロアイト》が出せない時はこの子を出す。

《パラ・オーレシス》的効果はなかなか強いのだが、自分のターンだったらもっと嬉しかった。《カリーナ》で2000ウィニーを踏みたい(イエス脳)

 

カリーナ

 

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やっぱり強いデッキの中心的存在。

3ターン光臨以外に語ることがないので、持論をひとつ。

《カリーナ》が8枚積めたらオラクルはもっと流行っていたのだわ。

 

カルマフリル

 

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呪文メタ能力でターボ系やコントロールに睨みを効かせつつドロー能力でデッキを回してくれる良カード。

私はこのカードがイラスト含めとても好きなのだが、Twitterを見ているとフリル抜きの構築も多数確認出来るあたり"古い"のかもしれない。

とはいえこのデッキは《アクロ》を採用し光に寄せているので、入れて良いとは思う。

 

ミョウガ

 

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ミョウガ》のピン投はオラクル教団の嗜み(そんなことはない)

 

キナコ

 

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デッキをオラクルで固める理由。最近《獅子頂龍ライオネル》を粉砕した。

パワー低下は重ねがけできるため《コットン》とも仲が良い。踏み倒しキナコ+手打ちキナコで信じられない数字を拝むことができる。関連動画では《サマソニア・イズモ》を溶かしているのでよろしければ。

 

コットン

 

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可愛すぎるのだわ。

ガチャする際はとりあえず「今出したいカード」を選択するのだわ。特になければ、複数枚ヒットしたカードを選択すると当たりやすいのだわ。

これは有名な話だが、2体場に並ぶと確定ガチャになるので狙ってみても良いと思うのだわ。

 

カルマオリーブオイル 

 

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革命的カード。《イエス》がスタン落ちすることに気付いた時は墓地ソースどうすんだと頭を抱えたものだが、こいつがオラクルで良かった。

マントラ・フリル》がいると4000ラインのブロッカーになるためなかなか頼もしい。

 

マントラロスター

 

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コットンガチャ当たり枠かつ《コットン》で横展開することの意味を作ってくれるイケメン。

このカードの登場でオラクルビートはひとつ上のステージに到達したと思われる。

 

DNA・スパーク/地獄門デス・ゲート

 

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エレナ様とルカを揃えたかった。

 

マントラストロガノフ

 

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ラクルを展開するコンセプトと噛み合うテキストを持ち、パンチャーとしても強力なカード。

闇マナの枚数傘増し要員でもある。

 

ヨミ

 

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遊び枠①。《コットン》で踏み倒すことが出来れば脳汁ドバドバだろう。(私は一度も成功していない)

遊び枠と銘打ったが、《ヨミ》は手打ちが容易なのでデッキ圧迫にはなっていない。なっているのはこの次に紹介するカードである。

 

ザビミラ

 

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というわけで遊び枠②、オラクルの横展開と相性が良いフィニッシャー製造機である。

《コットン》以外ではまず出せないので、ガチチューニングをする場合真っ先に抜く。なんなら《コットン》も全抜きすると思う。すまんコットン…

 

動画

 

youtu.be

 

余談

 

このデッキはカジュアルデッキとして組みましたが、私はガチなオラクルデッキも並行して考えています。(突然の敬語)

いる...のですが、

 

 

これはもう、答え出ちゃったかなあ~~~~~......

悪いことではないと思うので口に出しますが、シンプルに悔しいです...うん...少なからず光臨軸のオラクルと向き合ってきた自負はあったので...

やっぱりトッププレイヤーと自分では見えているものが違うんだなと凹みましたね。この悔しさをバネにまた頑張りたいと思います。

本人もツイートされていますが、ビッグマナを「きつい」と割り切り他対面を厚く見ているのがポイントなのかな。。。2コスブロッカーの採用、オリーブガン積みとかまさにそういうことですよね。

 

...悔しいですが、素晴らしいデッキです。オラクルの躍進嬉しいです。ボルサリーノさんおめでとうございます!

【デュエプレ】赤白バーレスク【嘘記事】

はじめに

 

この記事は120%嘘である。

筆者の妄想を形にしただけの恥ずかしい記事なので、共感性羞恥心を抱きやすい人はブラウザバックをした方が良いかもしれない。

あと、ゲームバランスに著しく影響を与える壊れカードを平然と出すことがあるかもしれない。多めに見て頂けたら幸いである。

 

バーレスクがデュエプレに来た

 

ドラゴン・サーガに片足を突っ込んだこのタイミングで、ドラゴンとは何の関係もない《バーレスク》がまさかの登場を果たした。

 

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画像は紙のもの

 

元々「ハマれば強い」、所謂ロマンカードとして人気を博している《バーレスク》だが、デュエプレ特有のテキスト見直しを受け非常に強力なカードへと昇華。

 

今回は《バーレスク》の基本デッキとして定着した「赤白バーレスク」について解説する。

 

バーレスクのテキスト確認

 

デッキ解説の前に上方修正を受けた《バーレスク》のテキストを確認しておこう。

 

聖剣炎獣バーレスク

火/9/8000

アーマード・ワイバーン

・進化:アーマード・ワイバーン

・Wブレイカ

・このクリーチャーを召喚するコストは、自分のマナゾーンにあるアーマード・ワイバーン1体につき1少なくなる。ただしコストは1より少なくならない。(追加ターン中、この能力は発動しない)

・このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、このターンの後に自分のターンを追加する。

・自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分の手札に戻す。

 

赤字が新たに追加された能力。

見ての通り自前でコスト軽減出来るようになっており、非常にフットワークが軽くなった。デッキをアーマード・ワイバーンで固めれば、5マナ前後で召喚することが容易となる。

エクストラターンを取って殴る都合、《クロック》やスパーク呪文に耐性がある。

 

赤白バーレスク概要

 

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バーレスク》のコスト軽減能力を活用すべく、デッキをアーマード・ワイバーンで固めた構築。4、5ターン目に《バーレスク》を着地させ、エクストラターンを取って殴り切ることを目標とする

バーレスク》は打点として場に残せない欠点があるが、召喚しやすいスピードアタッカーがそれを補っている。

 

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画像は紙のもの

 

ワンキャノン・ワイバーン

火/3/2000

アーマード・ワイバーン

・スピードアタッカー

・このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンにアーマード・ワイバーンが3体以上あればカードを1枚引く。

 

北風の騎手フォッカー

火/4/1000

フェザーノイド

・Gゼロ:アーマード・ワイバーン

・スピードアタッカー

・このカードがマナゾーンにある時、種族にアーマード・ワイバーンを追加する。

 

雷炎聖者クラウツインゼ

火・光/8/12000

アーマード・ワイバーン/イニシエート

・Gゼロ:追加ターンかつバトルゾーンに自分の《雷炎聖者クラウツインゼ》が1枚もない

・このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚をシールド化する。その後、相手のクリーチャーを全てタップする。

・スピードアタッカー

・Tブレイカ

 

進化元のアーマード・ワイバーンもテコ入れ&時代先取りされており、環境に適応させるという運営の意志を感じる。

特筆すべきは魔改造された《雷炎賢者エイジス》。

 

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画像は紙のもの

 

雷炎賢者エイジス

火・光/4/5000

アーマード・ワイバーン/グラディエーター

・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のアーマード・ワイバーン1体につき1枚カードを引く。

・自分のアーマード・ワイバーンがバトルに勝った時、そのバトルで破壊されたクリーチャーと同じ種族のクリーチャーを全て破壊する。

・ブロッカー

・このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃出来ない。

 

強力なドロー能力と破壊能力で《バーレスク》着地を手厚くサポートしてくれる。

《フィーアカノン・ワイバーン》や《ストームジャベリン・ワイバーン》など、効果を活かせる味方は多い。

 

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画像は紙のもの

 

ストームジャベリン・ワイバーン

火/3/5000

アーマード・ワイバーン

・このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃出来ない。

・このクリーチャーは、タップされていない光と水のクリーチャーを攻撃できる。

・光または水のクリーチャーとバトルする時、このクリーチャーのパワーは+2000される。

 

環境デッキ相性

 

盤面制圧に長け、シールドトリガーにも強い特性から速攻デッキに対して有利。

特に《エイジス》や《ストームジャベリン・ワイバーン》が刺さる、青単や前寄せの「ジャッキー」には強く出ることが出来るだろう。

 

《永遠のリュウセイ・カイザー》や《龍世界ドラゴ大王》で蓋をしてくるターボデッキはやや苦手。

バーレスク》をブロッカーで受け止められるのもシンプルにキツイ。小型ブロッカーであれば火力でなんとかなることもあるが…

 

おわりに

 

安定感、突破力共に高水準なテーマデッキなので、これから増えることが予想される。

今後の動向に注目したいデッキである。

 

余談だが、早いターンでエクストラターンを獲得しビートダウンするというコンセプトは、紙の《クラッシュ覇道》から来ているらしい。

 

あと、

 

すみませんでした!!

 

おわり

ゴッドノヴァのデッキを作りました

デュエプレをやっていて、オラクルという種族が好きになってしまったんじゃ

 

そんな儂の目にデネブログの優勝報告ついーとが流れてきたんじゃ

 

"ゴッド・ノヴァ 優勝"

 

やれるんか???

 

儂は思った

 

戦えるのなら紙でもオラクルを握りたいとのう

 

元々、"武偉"を買うつもりじゃった

 

じゃが、儂の中のぱーふぇくとりりぃが言ったのじゃ

 

「信じるのです…」

 

 

考えてみたら武偉は買ってもリア友と被るのじゃ

 

そしてサムライミラーは某ぼーるとでたっぷりとやったのじゃ

 

これはゴッドノヴァを買うべき

 

そうじゃろ…?

 

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うおおおおおおおおおおおおおおおお!!

 

タイミング良くサガが逝ったので安心して紙の世界に飛び込めそうです

 

デュエプレがなかったらオラクル・ゴッドノヴァに触ることはなかったと思うので感謝しています

【デュエプレND】零白t青イズモメモ

ビクトリーをバカみたいに要求してくる恐ろしいデッキだが楽しさは保証する。

 

構築

 

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概要

 

無色カードを中心としたビートダウンデッキ。

《リリン》または《プレリュード》から《イズモ》に繋ぎ、Gゼロ呪文・アタックチャンス呪文で堅実にアドバンテージを稼いでいく。

《クラフトヴェルク・イズモ》や《トリプルZERO》で《DNA》を盾に加えながら攻撃できるため、殴り合いに強い。

ディーヴォイズモヴェルクに《ゴッドウォール》をかけ、《スパーク》を仕込みつつ4点、次ターンに《槍》でトリガーケアしつつダイレクトアタックする動きは多くの速攻デッキに対する完全解答となる。

 

豊富なドローソースと《ゴッドウォール》があるためコントロールデッキに対しても有利。ライブラリアウトに気をつけながら盾を詰めるべし。雑に《ヨミ》を投げるだけでもかなりの圧をかけられる。

早期リリィHDMに対してもトリガーさえ踏ませれば十分切り返しが可能である。ただし、ミケランジェロHDMはこちらが先にライブラリアウトするので非常に厳しい。

 

苦手な対面は刃鬼などのターボデッキ。このブログ、いつもターボデッキに苦しんでるな…

先行《リリン》スタートでゴリ押せることもあるが、ターボデッキが流行っている時は使うのを控えたほうが良いだろう。

当たってしまったら除去耐性をつけたゴッドで殴り切ることを狙うしかない。《勝利のプリンプリン》を意識して手札にゴッドや《戦慄のプレリュード》をキープしておくと良い。(リンクすれば召喚酔いが解ける為)

 

総じて、不利対面こそあれど十分環境デッキと戦えるポテンシャルを持っているデッキだといえる…きちんと初動を引ければ

初動が8枚しかない故事故が多発するため、それを許容できないと使うのは難しいだろう。

 

戦績

 

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墓地ソース×3を粉砕しアリーナ5連勝、後にNDマスター到達を果たした。嬉しい。

 

カード紹介

 

リリン

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本デッキの初動、前弾の相棒と名前が似ていてややこしいが可愛いので許すことにする。

このカードから始動した時の気持ちよさに魅了されてこのデッキを回していると言っても過言ではない。

ゲーム終盤も山札を削らないアタッカーとして重宝する。なんか気付くと山札が一桁になってんだよなこのデッキ…

 

プレリュード

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初動その2、基本的に序盤は《リリン》に劣る。これでイズモを早出ししても次のターンリンク出来ないのがウケる(ウケている場合ではない)

このカードが活きるのは中盤〜後半。ビート相手に《クラフト・ヴェルク》を間に合わせたり、少ないマナでリンク速攻を実現したりできる。

《ギフト》と異なり0コストまで下げられるカードだが、《リリン》下だと《リリン》のテキストが優先され1までしか下げることが出来ない。

 

イズモ

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メインアタッカー①、《リリン》から繰り出し《ゴッドウォール》をかけるのが黄金ムーブ。

早出しに成功した場合、優先して呼び出したいゴッドは右神《マッシヴ・アタック》。手札から如何に《ゴッドウォール》《ニヤリーゲット》《トリプルZERO》を連打できるかが肝となるデッキである都合、1ドローの価値が高いのだ。

ビート対面への詰め筋としても強力で、その際は《クラフト・ヴェルク》へのリンクが必須となる。《マッシヴ》《ヴェルク》共に右神なので両立出来ない点には注意。

《プレリュード》で3ターン目に召喚できるが、次のターンにリンク先を呼び出すことが出来ない問題を抱えていたりする。豚を優先しよう。

 

ニヤリーゲット

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初動事故に怯えながらも無色で固める最大の理由。

《リリン》に添えて《イズモ》や豚を引き込む、アタックチャンス呪文を蓄える、《プレリュード》を溜め込みリンク速攻の布石とする等役割が多い。

 

メガギョロン

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使い終わった《ゴッドウォール》や《トンギヌスの槍》を回収し、詰めを楽にしてくれる。

 

プリン

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キューブリック》や《ヴィルヴィスヴィード》で《イズモ》を退かされる展開を嫌ってピン投した。別に無くても良い。

《トリプルZERO》の発射台である。

 

ゴッドウォール

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最強、場を離れないカードはやはり正義なのだ。

 

トリプルZERO

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素のスペックはアタックチャンスを考慮しても強いとは言えないが、イズモリンク体や《ヨミ》がいるとタダでシールドを増やしつつ《フェアリーシャワー》を撃てるキチガイカードに昇華する。

守りを固めつつ次ターンのアクションを強化できる優秀なパーツだが、ものすごい勢いで山札を削るため、連打するとライブラリアウトで負ける。4積みでないのはそういうことである。

 

トンギヌスの槍

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非常に堅実な強さを持つ。手打ちで使っても《ヨミ》で溶かせないクリーチャーを退かすなど最低限の働きをしてくれる。

しかし、やはり真価を発揮するのは豚から射出した時。各種ドローソースをフル活用し手札に溜め込もう。

連打すると気持ちが良いが、返しのターンに《四つ牙》などの除去しないとまずいカードが出てくることが予想される時はハンドキープする。

 

DNA・スパーク

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《クラフト・ヴェルク》と組み合わせることで強固な壁を築き上げよう。一見マナに埋めるカード筆頭だが、ビート対面はこのカードのハンドキープが非常に大切になる。

《クロック》や《ホーリー・スパーク》と選択だが、《メガギョロン》で拾えることとシールド追加が便利なので私はこちらを選択した。ライブラリアウトが怖い人は《ホリスパ》でも良いと思う。

 

神人類ヨミ

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《ゴッド・ウォール》をかけた時の頼もしさがヤバイが、基本的には「放置すると強くなる《二角の超人》」くらいのスペック。

《イズモ》をビートダウンに睨みを効かせるカードと解釈するなら、こいつはコントロールに睨みを効かせるカードといえる。《世紀末HDM》の除去に巻き込まれない点がポイント高め。リンク先とリンク後のスペックはビートメタっぽいけどまあうん

《リリン》→《イズモ》or《ブータン》→《プレリュード》で4ターン目に着地する神に相応しいインチキルートが存在する。《ニヤリー・ゲット》があるためわりと決まる。楽しい。

 

 

神聖牙UKパンク

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メインアタッカー②、この構築では《ブータン》の姿で果敢に殴る。《UKパンク》として運用できたことは一度もない。

SNSにてこの枠を《インガ・ルピア》にした構築をしばしば目撃するが、おそらく豚にすると前寄せ、《インガ》にすると後ろ寄せになるのだと思う。

2枚を比較すると、豚は単体で完結しており継続してアドバンテージを稼げるカードという点で勝る。《リリン》から繋げて強いのはこちらだろう。《トンギヌス》を絡めてコストが近いクリーチャーを退かせるのもランクマッチ運用を想定すると頼もしい。《チャーマジュン》、《四つ牙》、《ロビー》などなど。

《インガ》は《ヨミ》の高速召喚や《イズモ》のリンク速攻を容易にしてくれる点が優秀である。終盤、山札を減らさずに殴れるカードという点も魅力的だ。

 

動画

 

youtu.be

 

関連リンク

 

note.com

 

零単で遊びたい方は読むべき記事です。

【デュエプレAD】世紀末ライオネルメモ

構築

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その姿はさながら太陽の不死鳥のよう

 

概要

 

《パーフェクト・リリィ》と《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》を組み合わせたワンショットデッキ「リリィHDM」から《リリィ》を引っこ抜き、《ライオネル》を採用した構築である。

 

《リリィ》は非常に強力なカードだが、相手を妨害することに長けたカードではない。極端な話をすれば、フィニッシュしか出来ないカードである。

それに対し《ライオネル》は防御・リソース補給といったフィニッシュ以外の仕事を担うことが可能だ。着地できれば間違いなく《リリィ》よりも強い。

特に墓地ソースやドロンゴービートなどに対しては無類の強さを発揮する。(リリィHDMは墓地ソースが重いようなので、差別化ポイントとしては悪くなさそう)

 

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楽しい

 

しかし《ライオネル》にも欠点は存在する。それは、早出しするために《ワテライオ》を採用しなければならないというものだ。

このカードが枠を食う都合、ハンデスや除去札を積むことが困難になっている。《ワテライオ》がそれらの比ではないくらい強ければ問題ないのだが、当然そんなことはないためデッキの総合力でリリィHDMに劣る。

 

真面目な話をすると、リリィHDMで良い場面が殆どだろう。皆もリリィHDMを使おう。(なんの意味があるんだこの記事…?)

 

立ち回り

 

《コアクアンのおつかい》からスタート。

 

手札を整えたら《ワテライオ》を出し、《ブータン両成敗》などで破壊する。

 

《ライオネル》が立ったら後はシンプル。盾追加やシールドトリガーで粘りつつ《HDM》に繋いで殴り勝つ。

 

構築解説

 

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↑再掲

 

《おつかい》をきっちりと使いたいため水マナは気持ち多めの14枚。(本音を言えばもう少し欲しい。)そこから繋がる《ワテライオ》《ライオネル》はもちろん4枚採用。

 

味方破壊カードの定番といえば《学校男》だが、受け性能を高めたかったので今回は《ブータン両成敗》を選択。腐っても《死の宣告》なのでそこそこ信頼できるトリガーである。

 

《腐敗聖者ベガ》《龍聖大河L・デストラーデ》は優秀な耐久要員。この2体は《ライオネル》下でトリガーするため、《ライオネル》が出た後も強い。

特に《ベガ》は手札を酷使するターボデッキに突き刺さる強力なカードである。

デストラーデ》は連鎖を活かしづらい構築であることもあって少なめの採用だが、その防御力はやはり目を見張るものがある。山札をゴリゴリ削る特性も《HDM》と噛み合っている。最後は《HDM》で退かせるからライブラリアウトの心配も少ないぞ(かわいそう)

 

異彩を放つ《イモータル・ブレード》はリキピを意識して採用したシルバーバレット。これがあればトリガークリーチャーや《ベガ》で進化クリーチャーを討ち取れるようになり、リソース負けしづらくなる。

 

使用感

 

キルターンの早いトリガーボルバルを使っている印象。

 

《ライオネル》下の防御力がえげつなく、楽しいことは間違いない。

 

速攻・ビートダウンに強く、ターボデッキに弱い。《ワルド・ブラッキオ》と《ナンバーナイン》が揃うと詰む。(ガチンコジャッジに強いので《刃鬼》には妙に強い)

 

動画

 

撮るかも

 

おわりに

 

ものすごく強いわけではないが、カード間のシナジーがある綺麗なデッキが作れたように思う。

 

新弾1発目の構築としてはそれなりなのではないだろうか。

【デュエプレND】光臨イエスリリィの書【実戦編】

構築

 

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構築の詳細や作った経緯などは詳しくはこちらをどうぞ↓

www.maebarasenuta.com

環境デッキ相性

 

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相手のカウンターを受け流す・カウンターの出力を抑えることに長けている構築故、ビートダウンデッキであるにも関わらず門系のデッキに強い。

反面、動き出しが遅いかつクリーチャー初動なので除去でテンポを取りつつフィニッシャーを叩きつけてくるターボデッキには弱い。※

※正確にはエクストラターンでトリガーをケアしてくる《鬼丸覇》が重い。ゼニスなどは《リリィ》がいれば割とどうにでもなる。

 

各対面の動き

 

頻繁にマッチングするデッキタイプについて記述。あまり対戦機会がない対面は書けない。ご了承頂きたい。

 

祝門

 

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3ターン目オラクルからスタート。優先度は基本的に《フリル》=《ミョウガ》<《カリーナ》。後手かつ《リリィ》手打ちが見えている場合は逆転する。ここでオラクルを立てることで《チャーマジュン》に《キナコ》を合わせることが可能となる。

1〜2ターン目のマナチャージは出来るだけ《デーモン・ハンド》を選択し、コントロールデッキ感を出す。こうすることで《学校男》のチャージを誘うことができ、3コストオラクルの保護に繋がる。

祝門には《特攻人形ジェニー》が入っていることがあるので、先攻2ターン目に《イエス》や《ジェニー》を使うのは非推奨。(後手であれば使って良い)

 

《リリィ》を立てなければ始まらないので《カリーナ》は積極的に動かす。《カリーナ》以外のウィニーは《リリィ》が立つまで動かさない。(ただし、《イエス》を早期にクロスできた場合は手札と相談して刻むこともある)これは不意の《ダークネス》などで《リリィ》をハンデスされる可能性を減らしたり、《チャーマジュン》《ブラックオブライオネル》を与えないためである。

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こうなれば勝ちは近い。仕込まれた《祝門》は《リリィ》や《イエス》があればどうとでもなるので後に残そう。

 

《リリィ》が立ったら無駄なマナチャージを避け、堅実に盾を詰めていく。《フリル》で手打ち《祝門》を遅らせられることもあり、トリガー《祝門》が無ければぬるっとゲームが終わることも多い。

《祝門》を踏んだ場合は複数のブロッカーを除去呪文+《リリィ》で突破するゲームとなる。《スパーク》があれば雑に勝てる他、《シャイニーホール》+《プリン》でもブロッカー2体を無力化できる。

ハンデスを考慮し6マナまで伸ばせると理想。

 

ここまでの内容で察した方もいるかもしれないが、実はこの対面において《イエス》は必須ではない。勿論あると攻撃のリスクが減ったり相手の特攻に保険をかけられたりはするのだが、引けなくても腐らなくて良い。

 

f:id:chikanzya:20230718170436p:image<あれば最高なんだけどな!

 

負けパターンは《学校男》などでこちらのテンポを阻害されての《チャーマジュン》による大量展開。《アルファリオン》が着地したらトリガーで切り返すことは出来ない。

《ブラックオブライオネル》の連打も苦しい。

 

リキッドピープル

 

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《イエス》展開または《学校男》や《ジェニー》による妨害からスタートし、そのまま3コストオラクルに繋ぐ。(理想は勿論《カリーナ》)その後はトリガーや殴り返し、ハンデスを駆使して相手のリソースを削る。

《ジェニー》と《イエス》どちらを優先するかは諸説あるが、私は先攻なら《イエス》、後攻で3ターン目《ジャバジャック》が見えている時は《ジェニー》を優先する。《イエス》を2ターン目に置いておくメリットは大きいが、先3《ジャバジャック》は看過できない。

 

相手の動きが鈍ったら《リリィ》に《イエス》をクロスして無敵ブロッカーを生成、後はイエスリリィをアンタップ状態で維持しつつ刻んでいく

絵面は地味なことこの上ないが、これこそがvsリキピにおけるゴールである。イエスリリィは《ヴィルヴィス》も《スーパーパラディン》も許さないため上手く回せばカウンターを許さない。

 

基本的にジリジリと追い込んでいく対面だが、トリガー《デモナ》と《イエス》が揃うと一気にゲームをこちら側に傾けることができる。《イエス》をつけたサイキック・クリーチャーは6000ラインを超えるためハンデスしつつ進化リキピを殴れるのだ。

 

シューゲイザー

 

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デアリカラーのシューゲイザーは比較的戦いやすい相手だったのだが、光入りの構築が主流となったことで面倒になった。

《プリン》《スパーク》と《リリィ》に有効なシールドトリガーが多く、返しの出力も狂っている。

 

この対面に勝つには《カリーナ》始動とシールドトリガーが必須。幸い光臨を妨害してくる《エンターテイナー》やエンジンの《四つ牙》は《キナコ》で破壊できるため、理想ムーブができれば《シューゲイザー》着地前の攻防では気持ち有利だ。※パワー低下による除去なので《ヨーデル》貫通

シューゲイザー》着地前に出来るだけアドバンテージを広げ、相手のワンショットをシールドトリガーで止めて殴り切り…というのが基本プランとなる。

最も、上手いプレイヤーはこちらのウィニーが揃った状態でワンショットを決める動きは狙ってこない。《キリュージルヴェス》を上手く使い広がった盤面差をリセットしてくる。(頼みの《リリィ》も破壊こそされないが《プリン》が止めてきたりする)

 

そこで大切になるのが《シャイニーホール》のハンドキープである。

ご存知の方も多いかもしれないが、《エンターテイナー》下で《ギャラクシー》を出すと即座に覚醒しスピードアタッカーのダブルブレイカーとして運用できる。

前回の記事で触れた、《学校男》+《ギャラクシー》プランも適宜使っていく。

 

墓地ソース

 

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先攻であれば3コストオラクルから、後攻であれば2コスト妨害カードからスタート。光臨や《フリル》のドローを活用し《リリィ》と《イエス》をバトルゾーンに準備する。動きとしてはVSリキピと似ている。

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これは《5000GT》をケアする行動に他ならない。《5000GT》はこちらのウィニーを機能停止に追い込む恐ろしいクリーチャーだが、同時に相手側のウィニーも根絶してしまう。故に、無敵ブロッカーがいれば《5000GT》とお見合いさせるだけで数ターン遅延できるのだ。

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この間に《5000GT》を破壊できる除去札と2枚目以降の《リリィ》《イエス》を用意して場を再構築するのがゴールといえるだろう。相手が積極的に山を掘ることに付け込んでライブラリアウト勝ちを狙うことも多い。

 

《5000GT》を使わずにウィニー+《クロスファイア》で叩いてくるタイプも基本は同じ。イエスリリィが《クロスファイア》に対しても壁として機能するため、トリガーを併用しながら相手の戦力を少しずつ削いでいく。

ただ、問題なのが《ロビー》だ。除去が困難かつ手札補充をしてくるため、こいつが絡むと耐久戦が成り立たなくなってしまう。ドロンゴーされないことを祈りながら殴り返しをするしかない。

幸いこちらは《イエス》で手札を落としつつ《ロビー》を殴れるため、若干の希望はある…のだが、ハンデスで《キューブリック》を落とすとゲームセットである。相手がマナに水以外のカードを埋めてくれると笑顔になる

 

ターボ系

 

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《鬼丸覇》という、最強最悪のフィニッシャーを採用している苦手な相手。マナ差を広げられての《鬼丸覇》、耐久されての《鬼丸覇》二つの負け筋がある。(相手が《刃鬼》の場合は《刃鬼》から《鬼丸覇》にアクセスされる負け筋もある)

シンプルに2→4マナブーストから《N》や《リュウセイホール》を撃たれるのもキツイ。

 

理想は《ジェニー》スタート。手札を枯渇させ、グダることを狙う。《永遠》が出てきても《学校男》で処理したり光臨のサポートにしてしまえば良い。

出すオラクルは基本的に得られるアドバンテージが大きい《カリーナ》優先。返しで《吸い込むなう》を撃たれたら《フリル》を出せば《リリィ》の手打ちまでは確定する。

闇入りで先攻2→4マナブーストをされた場合のみ《ジョーカー》連打ケアで《フリル》や《ミョウガ》を優先する。

 

《リリィ》が着地してからは除去を絡めつつビートダウンに移行するが、単体では遂行速度に難があるため《リュウセイホール》や《吸い込むなう》が効かない2体目以降の《リリィ》や《ギャラクシー》を積極的に立てていきたい。呪文詠唱を妨害する《フリル》を連打するのもそこそこ強い。

尚、この動きはそのまま相手のエンドカードである《ヴィルヘルム》《ウェディング》《VAN》を無効化する手段となる。

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除去を受け付けない為、《プリンプリン》以外でイエスリリィを突破することは困難を極める。《マドンナ》を使ったことがあればこの粘り強さがわかるだろう。

 

シールドの割り方は大きくわけて2パターン存在する。

1つは《イエス》をクロスして少しずつ攻めるというもの。これは主に劣勢時に使う割り方で、逆転のきっかけとなるカード(だいたい《鬼丸覇》)を与えないことを目的としている。

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マナがあっても手札が1枚なら出来ることは限られる。この試合はトップ《バベルギヌス》で負けたが…

 

もう1つは小型ウィニーを絡めて一気に複数枚のシールドを割るというもの。これはこちらが押している時や敵マナが7〜8の時に、相手にタイムリミットを与える目的で多用する殴り方である。10マナ貯まったら《鬼丸覇》が出てくる以上仕方ないという話もある。

この動きをする際は、できればイエスリリィをギリギリまでアンタップ状態で残しておく。これは大量の手札が入る相手に1ハンデスしても旨みが少ないことと、トリガーマナブースト+《鬼丸覇》を少しでもケアすることが目的である。

 

リストを弄る場合

 

自分では採用に踏み切れなかったが、このカードを採用するとこの対面の勝率が変わりそうだなというカードが幾つかあるので紹介する。

勿論、私が見落としているだけで他にも候補カードはあるかもしれない。

 

サプライズ・ホール

 

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ボンクラさんが積んでいた軽量超次元呪文。トリガーを傘増ししつつ《イエス》のバリューを上げる優秀なカードである。《パックン》を出せるため《フリル》8枚耐性になると言い張ることも出来なくはない。お嬢様こと《シャンメリー》の生成にも関与できる。

《サプライズ》の素晴らしいポイントは《イエス》と組み合わせることで《ジャバジャック》や《ガネージャー》をトンカチできる可能性があるところにあるだろう。3コストオラクルのパワーが1000〜2000なので、非常にありがたみがある。

問題は《サプライズ》は《キナコ》の火力範囲拡大に貢献しないこと。私はこの点が気になりオラクルである《ミョウガ》に枠を割いたが、ビートを重くみるなら積むと良いだろう。

 

戦いやすくなる対面:リキピ、速攻系

 

マントラヴォスラディッシュ

 

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祝門やルドルフ天門への優位性を絶対的なものにしたい場合に採用する。MRCとも戦いやすくなる。光臨で捲れても強いので使用感は良かったが、枠がない。

 

戦いやすくなる対面:祝門、ルドルフ天門、MRC

 

インガキルト

 

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光マナ枚数が若干不安かつトリガークリーチャーが欲しい場合に採用を検討できる…が、黒白でデッキを組んだ場合、光マナが不足することはおそらくない。《サーファー》や《イズモ》をタッチ採用した場合に恋しくなりがち。

実は自分のクリーチャーを寝かせることができるため《カリーナ》の光臨に貢献出来る。決めたことはない。

 

戦いやすくなる対面:なし

 

リバイヴホール

 

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NDでたぶん唯一の「闇でスピードアタッカーを生み出せるカード」。終盤の押し込みに便利である。

私は長らく確定枠だと思っていたのだが、《学校男》+《シャイニーホール》のパッケージを知って考えを改めた。

《学校男》を使いまわせるなど汎用性はあるので優秀なのは間違いない。

 

戦いやすくなる対面:ハンデス

 

アクアサーファー

 

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大型クリーチャーに触れるクリーチャートリガー。バウンスという性質から《ロビー》や《ルドルフ》といった破壊に反応するクリーチャーに強い。

私がオラクルの研究(?)をはじめた当初は《ロビー》を使った赤青アウトレイジが人気を博していた為採用価値が高かったが、今はそうでもなさそうである。

 

《クロック》と比較されがちなカードだが、個人的にはこの形のオラクルに入れるなら《サーファー》一択だと考えている。

理由は前記事の《DNA》の項に記述したものと概ね同じ。「《クロック》は手打ちして突破口を開けるカードではない」からだ。リソースがカツカツのデッキに、受けるためにしか使えないカードを採用すると弱いということを《DNA》とこいつは教えてくれた。

あとは「元々不利なターボ系のデッキにこれ以上苦しめられたくない」という切実な思いもある。《クロック》を採用すると相手の《大地》が《リリィ》を止めるトリガーに変わるのだ…

 

ラクルに《クロック》を採用したい場合は、リソース補給手段が充実している(トップ解決を求める必要性が薄い)トリーヴァ型にすると良いだろう。

note.com

私のそれより遥かに高いレートを記録した《リリィ》の構築記事。《リリィ》を使いたい方は読むことを推奨する。

ただ、《ホワイトグリーンホール》が殿堂したため今上記記事の構築を再現するのは難しいと思われる。

 

戦いやすくなる対面:赤青アウトレイジなど

 

カルマ・スタバック

 

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これを出せれば苦手なターボ系は止まると考え、何度も採用を検討した。しかし、こちらの呪文詠唱も妨害してしまうことや色が難しくデッキとしてまとまらなかった。

 

戦いやすくなる対面:ターボ系

 

イズモ

 

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光臨で踏み倒せるパワーカード。

リンク先がシールド追加能力を持っており、トリガービートとしての強さが更に高まる…と思ったのだが、シールド追加をしたい相手にゴッドリンクが間に合っておらず採用を断念。《スパイス・クィーンズ》を入れたらまた違うかもしれない。

強いカードであることは間違いない。

 

戦いやすくなる対面:中速のビートダウン

 

ミルク

 

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これを初動に据えるのであれば、もっと青マナが欲しい。

 

戦いやすくなる対面:なし

 

4コスト光臨サイクル

 

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具体的には《アカダシ》と《ガラムマサラ》の2種。

《リリィ》にアクセスできる優秀なカードだが、《カリーナ》でも能力を使えるか際どいラインなのに4コストは重すぎる。現環境で使うなら《ミルク》は必須だろう。

環境のスピードが遅くなったら採用を検討できるかもしれない。状況によっては《ヴォスラディッシュ》より強い。

 

戦いやすくなる対面:コントロール

 

サトリラシャ

 

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役立つ状況が限定的すぎる。

《クロック》同様、相手の《大地》に利用されてしまう点も惜しい。

 

戦いやすくなる対面:なし

 

ノーブル・アデル

 

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生きた《ノーブル・エンフォーサー》。《イエス》をクロスすることでリキピ軍やアウトレイジを封殺する恐ろしいカードである。

除去耐性こそないが、ハマれば相手を詰みに追い込めるくらいの強さはあるだろう。ただやっぱり「受けるためにしか使えないカード」なので私は好まない。自軍に被害があるのもマイナス。

一度だけ《イエス》を2枚クロスして《祝門》をライブラリアウトさせたことがある。

 

戦いやすくなる対面:リキピ、赤青アウトレイジ

 

動画

 

youtu.be

 

雰囲気わかってもらえれば。

【デュエプレND】光臨イエスリリィの書【紹介編】

はじめに

 

今回は、私が刃鬼~カツキングカップでずっと研究してきた「オラクル」のデッキを紹介する。

 

思ったより長くなってしまったので、プレイング等はこちらの記事にまとめた。本記事では構築経緯やカード紹介を中心に行なっていく。

 

 

構築

 

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限られた手段でしか除去されない《パーフェクト・リリィ》を光臨ギミックでバックアップする中速ビートダウンである。

《オール・イエス》が入っているが、イエスコントロールというよりはトリガービートの亜種。3コストのアタッカーでアドバンテージを稼いでいく様は《ガントラ》を彷彿とさせる。《マントラ》だけに。

(本当か?)

 

構築のきっかけと過程

 

もしかしたらご存知の方もいるかもしれないが、私は当初「墓地ソースが使いたい!」と言っていた。そんな私が何故真逆のテーマともいえるオラクルを研究することになったのか。折角なのでお話しさせて欲しい。

やや長いので興味がない方は目次からカード紹介に飛ぶことをおすすめする。

 

はじまり

 

きっかけは「デッキビルド杯」だった。

 

入賞したいがどうにもいいデッキが思いつかず、ヤケクソで1つのデッキを投稿したのだ。

それが、「これもうリリィだけで勝てんじゃない?」という、攻撃を《リリィ》に任せたトリガービートである。あまりに適当なレシピで恥ずかしかったので画像は消してしまった。

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かつて某デュエマサイトに「これもうシャッフだけで勝てんじゃない?」という、素晴らしいデッキがあった。上記のデッキはそれに感銘を受けたオマージュデッキとなっている。

過去に《オンセン》や《パフェストXX》に触れたことで耐性持ちクリーチャーの強さは知っていた。とはいえ「正直リリィだけじゃ勝てねえだろ…」という冷静な自分がいたのも事実だった。

 

その後、資産のなかった私はネタにするつもりで上記のデッキを回してみるわけだが、なんと、

本当に《リリィ》だけで勝ててしまったのだ。

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圧倒的場持ちの良さと、アタックトリガーによる突破力。思っていた以上にこいつはやばいぞと気付いたのがこのタイミングだった。真剣に考えてみるかと思った。

後に知ったことだが、あのささぼー氏も《リリィ》を評価していたらしい。この事実は素直に嬉しかった。

 

それから数日。私はランクマッチに勤しみ、いくつかの発見をした。ざっと挙げると、

 

・オラクルはやはりトリガービートの系譜である

・《リリィ》にアクセスするため光臨は欲しいが、4コストサイクルは遅い

・攻め、受け共に活躍する《オールイエス》が重要なパーツ

・《リリィ》を通す為、盤面に干渉できるトリガーを優先的に採用するべき

 

こんな感じだろうか。

これらを考慮して組み上げ、私がレート1600に乗った構築がこちらである。

 

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嬉しいことに良い結果が出せた為、私はこれで完成でいいかなと考えた。

 

…だが、オラクルの研究はもう少し続くこととなる。

 

シャイニーホールとの出会い

 

シーズンが変わり、「カツキングカップ」が始まった。

 

私はADで「ドラゴンフレンドカチュア」と戯れていた。オラクルとは全く異なる使用感が気持ち良く、次はこれを煮詰めてみようかな…などと考えていた。

そんな時、ひとつのツイートが私のタイムラインに流れてきたのである。

 

 

!!!

 

なんということだろう。FF外の実力ある方(現在は相互フォロー、使っていただきありがとうございます本当に…)が私のデッキをアレンジしてレジェンドタッチをしてくれたのである。1デッキビルダーとして、とても嬉しく光栄なことである。

しかも、デュエプレ選手権で優勝した選手が使う可能性もあった…??

 

私はすぐにこの構築を回した。

特に気になったのは《シャイニーホール》

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私はレート1600に到達するまでかなりのカードを試したが、このカードは採用しようと考えなかった。このカードの使用感次第では、まだ見えていない景色を見ることが出来る…そんな予感がした。

そして私は口にすることとなる。

 

《シャイニーホール》、強すぎる…

 

と。

 

《リリィ》の攻撃を通す補助カードとしての性能はもちろんのこと(タップと《プリン》で2体に触ることができる)、《イエス》と相性が良いわ、《ギャラクシー》がサイキック版《リリィ》として機能するわ、《バゴーンパンツァー》を絡めてリソース補給カードになるわ。上記ツイートに書かれている《学校男》+《ギャラクシー》のSA生成ギミックも多用こそしないが強力だった。

このカードの入ったオラクルは私の作ったものよりワンランク上の強さになっていると確信、私は上記デッキをベースに自分が回しやすいように微調整し、NDランクマッチに挑んだ。

 

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その結果がこちらだ。かなり余裕を持ってのマスター到達。《シャイニーホール》が本当に強かった。

今回の一連の流れはSNSの良いところが色濃く出たように思う。私はSNSがあまり得意ではないそもそも人と関わるのがあまり得意ではないのだが、今回ばかりはSNSに感謝することとなった。

 

だが、まだ終わらない。オラクルデッキは、あと一回だけ変化する。

 

白入りシューゲイザーとの出会い

 

突然だが、オラクルVSシューゲイザーはどちらが有利に思えるだろうか。

 

答えはオラクル。詳しくは「実戦編」の記事に記載するが、シューゲイザーデッキの基本型ともいえる「デアリシューゲイザー」には明確に有利である。

《エンターテイナー》を《キナコ》で咎めるだけで光臨が決まり、相手の攻撃は厚い盾でいなせるのだから当然といえば当然だ。

ラクルがトリガービート気味に組まれている理由の1つは、「デアリシューゲイザーに安定して勝ちたいから」だったりする。

 

しかし、カツキングカップ中盤~終盤にかけて登場した「白入りシューゲイザー」は、同じようにはいかなかった...

 

 

↑参考。

 

《リリィ》に有効なシールドトリガーのオンパレード。なんだこれは。

これだけ盾が厚いとシューゲイザー側に複数回攻撃チャンスを与えてしまうことは必至である。実際に《DNA・スパーク》の連打で敗北を喫することとなり、相性有利ではなくなったと痛感することとなった。

 

そして私は考えた。

 

これシールドトリガー17枚もいらないな

 

と。

 

ここまでトリガーを盛っても貫通される以上、過剰なトリガーは無意味。その枠に能動的に使いやすい妨害カードを入れた方がデッキの質が高まると判断した。

そうして完成したのが冒頭で紹介したレシピである。

 

 

↑再掲。

 

《特攻人形ジェニー》を採用することで相手の派手なアクションを未然に防ぐ方向にシフト。間接的に「4cヴィルヘルム」などのターボデッキにも気持ち戦いやすくなった。非常に納得いく仕上がりになったと自負している。

 

採用カード紹介

 

特攻人形ジェニー

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環境の変化により入ってきた最後のピース。

役割は序盤の妨害と相手が握っている切り返し手段の剥奪。

基本的に3ターン始動だったオラクルデッキにとってこのカードの加入は革命的である。

学校男

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盤面が埋まることの回避、《リリィ》と組ませてパンチ力強化(場を離れない《リリィ》を破壊対象にすれば場に残しやすい)、敵獣除去と様々な仕事をこなしてくれる縁の下の力持ち。

《マイパッド》《メイ様》といった放置できない軽量システムクリーチャーを焼ける点も素晴らしい。

至宝オール・イエス

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《カリーナ》をはじめとする、強力だがパワーに難のあるオラクルを劇的に強化してくれるクロスギア。速攻・ビートダウンが少しでも控えめな動きをしたら最後、このクロスギアによってなすすべなくリソースを枯らされることとなる。

ハンデスによる堅実な攻めが注目されるカードだが、このデッキにおいてはブロッカー付与も非常に重要。現環境は《リリィ》をブロッカー化することが詰め筋となる状況が多発する。

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小型ブロッカーを突破するのにも便利。《スパエメ》の他には《ベリアルワーム》などがいる。

マントラのイザナイ・カリーナ

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デッキのメインエンジン。これが3ターン目に出せるか否かで出力が大幅に変わってくる。(これが出せない時、どう手打ち《リリィ》まで持っていくか考えるのもそれはそれで楽しいが)

出せるカードは《カリーナ》《フリル》《ミョウガ》《キナコ》《リリィ》の5種17枚。主役であり踏み倒しメタがいても平然と出せる《リリィ》、除去を放ち数的有利をとれる《キナコ》を出すことが多い印象。1ドローできる《フリル》も悪くない。

光厳のカルマ・フリル

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ターボデッキへ最低限の抵抗ができるカード兼、貴重なリソース補充カード。《リュウセイホール》や《ガチンコジョーカー》といった大型呪文の詠唱タイミングをずらし《リリィ》に繋ぐ大切な役割を持つ。

ドロー効果によって中盤以降連打しやすいカードである点も魅力的。打点を雑に増やしつつ、有効カードを引けるとおいしい。

環境にはあまりいないが、ハンデスデッキは《フリル》連打で大体沈む。

闇嚙のファミリア・ミョウガ

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3コスト帯傘増し枠。3ターン目にオラクルを出せるかどうかで《キナコ》のバリューが大幅に変わるため、可能であれば2~3コストオラクルはたくさん入れるべきというのが持論である。

能力はさほど強くない(呪文主体のデッキには刺さるが大抵《フリル》で良い)のが惜しい。

死海秘宝ザビ・デモナ

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VSリキッドピープル最終兵器。《デモナ》+《イエス》が揃うと進化リキピすらトンカチする最強ハンデスクリーチャーが爆誕する。

手打ちでも少し弱い《キナコ》のようなスペックはある。

出せるカードは以下。

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王様のファミリア・キナコ

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デッキをオラクルで固める理由は実はこいつにあるんじゃないか?と思うくらいイカレているシールドトリガークリーチャー。

《エンターテイナー》程度であれば余裕で溶かせるし、なんなら《オレオレ・ダークネス》クラスのクリーチャーも溶かしたことがある。《ヴィルヘルム》までいくと厳しいかなという印象。(大体《イエス》が盤面に鎮座しているのでそれはそう)

手打ちしてもトリガーしても光臨しても強い辺り、MRCの《ヤミノオーダー》の系譜だなと思う。デュエプレ運営はテーマデッキの補完要員を作るのが上手いよなぁ。

純潔の信者パーフェクト・リリィ

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このテキストだとわかりにくいが、「このクリーチャーが場に出た6ターン後、自分はゲームに勝つ。味方が多ければもっと早くゲームに勝つ」と書いてある。場を離れずブロッカーにも強いアタッカーというのはそれくらい強力なのだ。

本当に場を離れないのか?と思われるかもしれないが、現ND環境において《リリィ》を破壊できる手段は、

 

・ローズ・キャッスル+a

・王様のファミリア・キナコ+a

・サンダー・ティーガー+a

・希望の親衛隊ファンク+a

・ディス・アダラ・ドラグーン+a

・神滅無双デラット・バラッド

・狂気の覚醒者ランブル・レクター

・神炎の影グレイブ・ディール

・ブラック・WILLOW・カイザー/シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン

・魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ(デュアルザンジバル

・神人類ヨミ(封魔左神リバティーンズ

 

これくらいしかないのである。単体で除去できるものを太字にさせてもらった。

《パーフェクトマドンナ》も然りだが、2500というパワーが本当に絶妙だ。

超次元シャイニー・ホール

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汎用性抜群の超次元呪文。私はこれまで《シャイニーホール》は他の5コスト超次元呪文サイクルと比べるとスペックで劣ると考えていたのだが、考えを改めざるをえない。

ここまで飛ばさず読んでくれた方にとっては繰り返しになってしまうが、このカードはざっと挙げるだけでも

 

・タップ+aで《リリィ》の攻撃を通す

・《イエス》と組み合わせての質の高いハンデス

・サイキック版《リリィ》こと《ギャラクシー》での詰め

・《バゴーンパンツァー》を設置してのドロー

・《学校男》+《ギャラクシー》によるSA生成

 

これだけの仕事を担っている。やれることが多すぎる。なんで最初から使わなかったんだ…

このカードが強すぎるが故《カルマ・スタバック》入りのオラクルはどうしても組めなかった。

ちなみに出せるカードは以下。攻める時は《ギャラクシー》、溜める時は《バゴーン》《シャチホコ》と思えば良い。《プリン》のみ攻守共に活躍するのでやや扱いが難しい。

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DNA・スパーク

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最強のシールドトリガー。

《クロック》と比較されがちなカードだが、手打ちして《リリィ》の突破口を開ける点で大きく勝る。

おまけのようについているシールド追加も非常に嬉しい。《イズモ》や《ベガ》といったシールド追加カードを試したことがあるのだが、これだけで十分だと感じた。

余談だが、先日《スパーク》と《クロック》の比較表を作ってみた。自分の構築に必要なのはどちらか、これを見ながら考えてみてほしい。

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デーモン・ハンド

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確定除去シールドトリガー。

《永遠のリュウセイ・カイザー》《ジャバジャック》《5000GT》などを破壊しやすい点で《デスゲート》に勝る。環境次第だが今は《ハンド》で良さそうである。

(勿論《デスゲート》には《デスゲート》の良さがある。《ジェニー》や《学校》を使いまわせるのは強い)

 

プレイング

 

www.maebarasenuta.com

こちらの記事にて詳しく記述。

 

詰め方、守り方、ハンデスの仕方、盤面調整……様々なプレイの練度が試される。正直な話、めちゃくちゃに難しいデッキである。《リリィ》で殴っていれば勝てるんじゃね?から始まったデッキがどうしてこんなことに…

 

私自身、3試合に1回はプレミをしているレベルでまだまだだったりする。もう一度カツキングカップを開催してほしいくらいには消化不良である。

 

その他候補カード

 

上に同じ。

 

戦績

 

カイザー刃鬼カップ 1600超え

カツキングカップ  マスター

 

おわりに

 

珍しく(?)長めの真面目な記事を書いたが、いかがだっただろうか。

普段はここまで集中力が続かないので、それくらいこのデッキにハマっていたんだなと自分でも驚いている。

面白いな、使ってみたいなと少しでも思ってもらえたら幸いである。

【ポケモンSV】刮目せよ!間違った方向に頭を働かせる瞬間を

バクフーンマスターボール級に上がりたい!

 

…が、デュエプレと違い正直環境が分からないので、ダブル上位プレイヤーの動画を漁ってみた。

 

すると、地獄のような情報が入ってきた。

 

雨パ…それも手動雨パが流行っているというのだ!

 

化身ボルトロスは勿論、化身トルネロスも人気があるらしい。なんなら今現在は化身トルネロスの方が使用率が高い。(3位)ポケモントレーナー、おっさんが好きすぎる。

 

この時点で、晴れ噴火に特化して気持ち良くなることは出来なくなったと言ってもいい。ふざけるな...俺のポケモンモチベが……

 

そして準伝説をふんだんに採用した種族値スタンも流行っているらしい。

 

これは概ね予想通りではあったのだが、ひとつ失念していたことがあった。それはれんげきウーラオスの存在である。ガラルの対戦をサボっていたことが災いした。

 

ヒードランとウーラオスが同居しているパーティ、無限にあるだろ…バクフーンを選出できる気がしねえ……

 

パーティに入っていればOKではないのだ。きちんと選出し、活躍させて勝ちたいのである。

 

一応トリトドンを横に置けばウーラオスは完封できると気付いたので、その方向で頑張ろうと思う。

 

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とりあえず雨、ヒードラン、ウーラオスを意識して5匹まで決めてみた。

 

基本選出はバクフーンボルトロスorボーマンダ、裏にトリトドンを仕込む形で考える。ボルトロスには日本晴れを覚えさせておき、晴れ噴火要素も多少残す。

ドドゲザンはバンギラス等に強いかつ、バクフーンに飛んでくるデバフ技を利用するポケモンだ。(参考:喰い断チャンネル)

 

しかし、困ったことにこのメンバーではハバタクカミとテツノツツミを倒せる気がしない。テツノツツミはまだしも、現在使用率トップのハバタクカミに対して無力なのは良くない。

 

抵抗するべくドドゲザンをチョッキ、ボーマンダを鋼テラスタルにするとして、もう1匹牽制できるポケモンが欲しい。

 

ハバタクカミとテツノツツミを倒せて、他ポケモンと足並みを揃えられそうなポケモンはいるのか…?

 

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い、いたぁ〜!

 

我ながら素晴らしいチョイスである。特防の高いハバタクカミを倒すため、物理型で採用すると良さそうだ。

 

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うむ、全体的に種族値が高く強そうだ。早速、レジエレキの構成を考えてみよう。

 

ワイルドボルト、神速の2ウェポンは必須として、他に何かいい技はないだろうか。

 

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おお…

 

あれ?たしかヒスイバクフーンのタイプって…?

 

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…予定変更。

 

先発バクフーンレジエレキにして、噴火爆発で全てを蹂躙するパーティにしよう!!!

 

初手噴火爆発。相手2体破壊。こっちはバクフーンが残る。後発から更に爆弾を展開。噴火爆発。相手2体破壊。バクフーン仁王立ちEND!

 

うおおおおおお!

 

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(完)

 

もう少し考えます……わかんないです準伝解禁環境…

あとすごいどうでもいいんですけどランドロス大爆発没収されてるんですね…