前原メモ

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【デュエプレ】基本カードを振り返る②ロスト・チャージャー

はじめに

 

デュエプレをやる上でおさえておきたい基本カードを紹介する記事、第2弾です。お手柔らかに。゚(゚´Д`゚)゚。

 

今回紹介するのは《ロスト・チャージャー》。紙とは別物となっていますが、デジタルカードゲームならではの絶妙な調整が施されており、ガチカジュアル問わず人気のカードとなっています。

…というか、《ロスト・チャージャー》のおかげで成り立っているデッキタイプがいくつもあるんですよね。それくらい革新的なカードです。

 

それでは、早速見ていきましょう!

 

もくじ

 

ロスト・チャージャーとは

 

3コストの闇のチャージャー呪文です。デッキ内の1番重いカード…すなわち切り札をピンポイントで墓地へ送りつつマナ加速をする独特な効果を持っています。

 

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DMにあまり詳しくない人は「切り札を自分から捨てて良いのか?」と思うかもしれませんが、DMの墓地は切り札の控え室。デュエプレでもそれは変わりません。

 

ちなみに紙では僅か3マナで相手の切り札を山札から抜き取れるぶっ壊れカードでした。勿論禁止されています。

 

主な使い方

 

一例

 

このカードはその性質上、墓地に居ることで力を発揮するカードと組み合わせることで真価を発揮します。そのため環境では

 

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この辺のカードを墓地に送り込む為に使われます。

※《ドルバロム》や《サファイア》が墓地に居ると強い理由はおいおいお話しします。

 

ちなみにデュエプレには類似チャージャーとして《クルセイド・チャージャー》、《ボーンおどり・チャージャー》が存在しますが、《ロスチャ》の安定感がありすぎて霞みがち。

 

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《クルセイド》は単色の強いゴッドがいたらもっと扱いやすかった気はするんですけどね...普通に《リロード・チャージャー》収録じゃ駄目だったんですかね??

 

複数の役割を担えるカードは強いという話

 

前日、《フェアリー・ライフ》についての記事を上げましたが、そちらは読んでいただけたでしょうか?よろしければ、読んでみてください↓

 

chikanzya.hatenablog.com

 

こちらの記事で私は「《ライフ》は強いが、"マナを増やすならとりあえず採用できるカード"ではない」と述べています。

 

それに対して《ロスチャ》はどうか?

 

結論から言うと、現状墓地を利用するデッキであれば、ほぼ思考停止で採用できます。それくらい、このカードは強いのです。(《フェルナンド》のような例外もありますが。)

 

その理由は《ロスチャ》が担える役割が多いカードだからに他なりません。マナ加速しかできない《ライフ》と違い、このカードは「墓地に切り札を用意する」という仕事も兼任出来ます。これはデッキスペースが浮くことに繋がり、ひいてはデッキパワーの向上に繋がるんですね。

強いデッキを作りたいと思ったら、できるだけ1枚で多くの役割を担えるカードを採用する。これを覚えておくと役に立つかと思います!

 

社会でも色々そつなくこなせる人材が評価されるでしょ?現実ってそういうもんなんですよ頭に来ますね。本当もっといいところに転職したい助けて人生が変わらない。

 

おっと危ない。筆者のネガティブな面が出かけましたね。気のせいです、デュフ。

 

過去に似たようなことを書いていたので、お暇があればこちらも合わせてお読みください。

 

chikanzya.hatenablog.com

 

注意点

 

ここまで述べてきた通り《ロスチャ》はとても優秀なカードですが、使うにあたって注意すべき点がいくつかあります。

 

ひとつめは構築が縛られる点。《ドルバロム》のデッキに《インビンシブル・アビス》や《デュランザメス》を採用して気まずい状況になった人は多いのではないでしょうか。

基本的に《ロスチャ》を使うデッキには切り札のコスト以上のカードを採用できない、という問題※が付きまといます。(ただしゴッド・カードは例外で、中身が7だろうと10だろうと0コストとして扱われるので共存が可能ですゴッド・カードとは何ぞやというのは別の機会に

※あくまでも「基本的に」で、例外もあります。詳しくは後述。

 

ふたつめは相手に情報を与えてしまう点。ひとつめの内容に通じるものがありますが、《ロスチャ》の発動は相手にデッキ内容を晒す行為に等しいです。こればかりはケアできないので割り切りが必要ですね。

 

歴史

 

《ロスチャ》はDMPP-06にて登場。能力は別物でしたが「プレミアム殿堂入りのカードがデュエプレに来た!」と、界隈は盛り上がっていました。

 

同弾には《悪魔神ドルバロム》が収録されており、そのサポートとして早速活躍。当時は青黒型が主流だったと記憶しています。

 

続くDMPP-07では《グールジェネレイド》と《インフェルノ・ゲート》が登場し、就職先が爆増。DMPP=08では《ロスチャ》にかからないパワーカード《竜極神》が現れ、構築の自由度が増しました。

 

その後も《スペル・デル・フィン》、《暗黒凰ゼロ・フェニックス》、《邪眼皇ロマノフⅠ世》といった強力なフィニッシャーを次々に獲得。大型クリーチャーが出る度に間接的に強化されるこのカードはこれからも長く使われていくことでしょう。(スタン落ちが秒読みなのでALL限定にはなりますが)

 

現在では黒緑をはじめとする「ドルバロム」、「バルクライ王」、「デイガゲート」などに採用されています。構築によっては「ザガーン」にも入っているかな?

 

採用されているデッキサンプル

 

黒緑ドルバロム

 

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《ロスチャ》といえば《ドルバロム》みたいなところはあると思う。

 

バルクライ王

 

www.youtube.com

 

リアニメイト効果を持った進化獣《バルクライ王》を切り札に据えた中速ビートダウン。「注意点」の項で話した例外デッキとはこれのことです。

 

デイガゲート

 

note.com

 

結果を残したガチ構築。詳しくは記事を読んでみてください。

 

おわりに

 

いかがだったでしょうか?

 

デュエプレですっかり基本カードとなった《ロスト・チャージャー》の魅力が伝わっていれば幸いです。

 

それでは、また次の記事でお会いしましょう。