前原メモ

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【デュエプレ】基本カードを振り返る③ボルシャック・バディ・ドラゴン

数多のデッキを支えた名脇役

 

こんにちは、せんうたです。

 

基本カードを振り返る記事第3弾、やっていこうと思います。

 

今回紹介するのは、ボルシャック・バディ・ドラゴン

 

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…そうです。デュエプレオリカとして登場したはずが、あまりに色々なデッキに馴染みすぎて「実は紙にもいたのでは?」感が凄い《ボルシャック・バディ・ドラゴン》です。絶対ヘヴンオブドラゴンに入ってるでしょこいつ。

 

それでは、早速振り返っていきましょう。

 

ボルシャック・バディ・ドラゴンとは

 

常識を覆したデザイナーズカードの1枚

 

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プロモがかっこいいから通常版売ってしまったの図

 

DMには「文明」というものがあります。

 

各文明毎に得意なこと・苦手なことがある程度決められており、デザインにも統一性があります。火文明は攻撃が得意でリソース補給が苦手な文明というのは有名な話。

 

そのはずなんですが…

 

この《ボルシャック・バディ・ドラゴン》をはじめとする軽量オリカドラゴンが強すぎて、火文明だけでもしっかりデッキが回るのがデュエプレです。事故防止の《エナジーライト》とか要りません。

 

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なんなんだお前ら。(長くなるので《バディ》以外は割愛)

 

「言うてもファイアー・バードしか持ってこれないんでしょ?」と思われるかもしれませんが、デュエプレの鳥は質が良い!詳しくは後述しますが、とにかくできることが多いです。

《バディ》で状況に応じた鳥を手札に加えると「自分はデュエマが上手いのでは?」と思い込めるので精神衛生上良いのもポイント。(本当か?)

 

《バディ》自体の戦闘力は高くありませんが、デュエプレの赤いデッキ=進化デッキみたいなところがあるのでまあうん…ただひたすら強い奴です。

 

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戦闘力高くないとは言っても《ジャック》が効かない程度にはパワーがあるのは内緒だ!

 

将来性がありすぎる話

 

先程「デュエプレの赤いデッキ=進化デッキ」と述べましたが、

 

せっかくなので《バディ》がどんな化け物に成長するのか見てみましょう。

 

 

まずは同弾に収録された、《暗黒王デス・フェニックス》

 

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今テキストを見ても全く怖くないな...発表当時は「環境デスフェニ一色に染まるだろ...」と恐怖していたんですが...

 

《デスフェニ》と《バディ》はわかりやすくデザイナーズコンボを形成していますね。《バディ》でファイアー・バードを呼び込み召喚。これだけで《デスフェニ》の進化元が揃います。《バディ》と《デスフェニ》はズッ友...!

 

紙ではファンデッキ止まりだった進化Vクリーチャーを実戦級まで押し上げた功績は本当に大きいと思いますね。同期の《ソルフェニ》《エタフェニ》とも連携が取れるので、その気になれば3鳥を共存させられるのもポイント高し。俺のポケモン赤緑のPTか...?

 

ちなみに《デスフェニ》が出せない時はサブフィニッシャーの《ガルザーク》を強化しつつ殴れます。無駄が無さ過ぎる。

 

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あの記事から7カ月、早いものですね...

 

 

続いてDP殿堂カード《アポロヌス・ドラゲリオン》。現環境で《バディ》といえばこのカードなのではないでしょうか。

 

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要約すると「出して殴れば勝てるよ」というカード。ワールドブレイクの演出が素晴らしくかっこいい。《ホーリー・スパーク》が効かないフィニッシャーというのが良いですね。《バディ》と《アポロヌス》もズッ友...と思いきや、無くても戦えることが最近判明した。

 

 

最後に《ボルガウルジャック》

 

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一時代を築いた(と勝手に思っている)本当に強かったカードです。横並べゲーのデュエプレで最大3体を一手で破壊できるカードが輝けないはずがないんですよね。なんで今は環境にいないんだ...《ボルガウル》より使い勝手の良い火力持ち竜がいるとでもいうのか...?

 

ちなみに《ルピ子》がいると6マナで進化速攻してきます。困る。

 

他にも《バジュラ》、《ボルフェウス・ヘヴン》、《グレイテスト・シーザー》などなど進化先は多岐に渡りますが、今回はこの辺で。

 

主な使い方

 

4ターン目にドラゴンを2体並べる

 

《バディ》のコストは4。この4というコストがとにかく絶妙で、《コッコ・ルピア》がいると2コストにまで下がります。

 

ルピ子→4コスト竜2匹→バルケリオスのムーブはズル…美しいの一言。

 

必須ではありませんが《ザーク・ゼヴォル》を一緒に入れておくと《バディ》1体から連鎖させることができます。強い!

 

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初動事故防止

 

ドラゴンデッキの初動といえば《コッコ・ルピア》。

 

これが引ければ理不尽な展開が出来ますが、引けないと6ターン目くらいまで何も出来ない。かつてのドラゴンデッキはそういったピーキーさを持つデッキでした。

 

しかし《バディ》が登場したことで4ターン目のアクションが確立。決して早いとは言えませんが、次ターンに切り返しを狙えるだけの展開が出来る(ルピ子4コスト竜と繋がる)のは革新的です。

 

手札破壊対策

 

《ザークピッチ》をサーチすることで相手のハンデスを牽制することが出来ます。「赤白アポロヌス」で良く見る動きですね。

 

《ビューティシャン》や《バレット・バイス》が環境に存在する今、覚えておきたいテクニックです。

 

《ザークピッチ》は割と手打ちもしやすいので、《バディ》を使うなら入れ得だと個人的に思っていたり。《グール》使うなら別ですが。

 

採用デッキ紹介

 

赤黒ボルガウルジャック

 

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古いデッキですが好きなので紹介させてください。

 

《グールジェネレイド》をチラつかせながら《ボルガウルジャック》で蹂躙していく中速ビートダウンです。フィールドアドバンテージの重要さをわかりやすく教えてくれる良い構築ですね。

 

好みで《ゲキメツ》が入ったり、光のトリガーが入ったり。私は《マルドゥクス》とか入れてたっけな...

 

赤白アポロヌス

 

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一番普通な「アポロヌス」。《バディ》がスタン落ちしてしまったのでこの形で組めるのはALLだけ!(絶対採録されると思います)

 

《ボルパンサー》や《コメチャ》と《ボルシャリオ》のパッケージも一考の余地アリ。

 

おわりに

 

思ったよりも語れることが多くて、《バディ》って良いカードだなと再確認できました。

 

本家に《センチネル》が逆輸入されましたが、こいつも近い将来逆輸入されるんじゃないかなぁ。楽しみですね。

 

それでは!