※本記事は特定の記事を批判する内容ではない。その為、詳細な内容は語らないしリンクも記載しない。
はじめに
先日、勉強がてらとある記事を読んでいた。
その記事は実績あるプレイヤーが書いた記事であり非常に充実した内容であった。更に体裁も素晴らしく整っており、ゲーム記事のお手本のようなものであった。もう少し早く読んでいたら迷わず拡散したであろう内容である。
...もう少し、速く読んでいたら。
その記事はざっくり言えば「とあるデッキタイプに採用されうるカードについて解説・評価をつけていく記事」だったのだが、そこで低い評価をされているカードを複数枚採用して大型大会で好成績をおさめたプレイヤーが出てきてしまったのだ。結果だけを見ると、記事の内容が間違っていたことを証明されてしまった形だ。
この状態を目の当たりにして、私は鳥肌が立った。なぜなら、私自身記事でカード評価をすることが多々あるからである。自作構築の紹介は勿論、(消してしまったものも多いが)新カードの解説記事を書いたこともある。
勿論、テキトーに書いているわけではない。構築解説は実際に何回もデッキを回した上で執筆することを心掛けているし、推測で物を語るときはあくまでも個人の考えであることを強調している。(今回私が拝読した記事もここがしっかりしていた。繰り返すが断じてその記事の批判はしていない、むしろ良質な記事だと感じている)文ができるだけ柔らかい読み味になるように意識もしている。
だが、どうしても強い言葉を用いたりランク付けをしてしまうことはある。断定することは記事に説得力を持たせるために必要なものではあるだろうが(すべてが推測だと、それはそれでふわふわした記事になってしまい良くない...気がする)、今回のようなケースを見ると使いすぎは厳禁だなと思わざるをえない。記事を読んでくれた相手に嘘を伝える形になっては申し訳なさすぎるからな...今後は更に気を付けて記事を書いていきたい。
また、自分が読者に回る場合は「記事や動画の内容を鵜呑みにしないようにしよう」と思った。疑ってかかるとまでは言わないが、1意見として頭の片隅に入れておくくらいが良いのだろう。
...ただなあ。難しいのが、「昨日正解だった内容が翌日には不正解になっている」ことがザラにあるところだよなあ。それくらいこのゲームの環境の変化は早い。書くにしろ見るにしろ、常に新しい情報を仕入れる努力が一番大切なのかもしれない。