前原メモ

魅力的なデッキビルダーになりたい 他の趣味も時々

【デュエプレ】カジュアル勢が本気で楽しめる楽園に行ってきました【裏デッキビルド杯レポ】

はじめに

 

お久しぶりです。前原です。

 

先日、遂に参戦してきました。前々から気になっていたあの大会…そう、

 

裏デッキビルド杯に!

 

裏デッキビルド杯とは何ぞや

 

裏デッキビルド杯とは、トスカーナさんが定期的に開催しているカジュアルデッキの大会です。

 

各々が自慢のデッキを持ち込み対戦、最終的にはランキングが掲載される…というのは他の大会と同じですが、裏デッキビルド杯の肝はランキングではありません。ランキングも高いに越したことはないかもしれませんが

 

この大会の真に面白いところは、全試合が終了した段階で参加者によるデッキ投票(HNは非表示)が行われ、投票数が多いデッキに賞が与えられること。他選手を唸らせるデッキを持ち込み賞を獲得する…これが本大会における「勝利」と言えるでしょう。強いデッキが結果を残せるというわけではないのです。

 

良い意味で緩さがありつつ競技性もある(誇張無しで参加者の構築力がえげつないです。賞獲得は簡単ではないなと参加して思いました)、非常に魅力的な大会です。「デッキビルド杯」の名は飾りではありません。

 

もちろん、「ワイワイ楽しみたい」「ランクマッチでは使いにくいデッキを心置きなく回したい」「面白いデッキを見たい」みたいな思いで参加するのも良いでしょう。勝つことが全てみたいな大会ではありません(それはそう

 

レポート

 

大会前

大会が開かれたのは10月29日20時。

 

接客業(辞めたい)の私は当たり前のように仕事であり、それが終わってからエントリーをしました。

 

締め切りギリギリに滑り込む形になってしまい、申し訳ないなという気持ちでいっぱいだったのですが、どうやら私が入ったことで過去最大の参加人数になったらしく、エントリーする決断をしてよかったなと思えました。

 

 

私が持ち込んだデッキは、当ブログで擦りに擦りまくっている「オガプーコントロール。城を2枚3枚と貼る独特な動きが配信映えするかな?と考えての選択です。「XX(ダブルクロス)」と悩んだんですけど、カジュアル大会でチャブルチャブルGENJIは違うよなと思いボツにしました

 

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余談ですが、普段は《ザビ・ミラ》の枠が《ザビ・イプシロン》だったりします。裏デッキビルド杯は低速環境かな?と読んでのさしかえでしたが、P'S覚醒リンクで勝てた試合があったので正解だったようです。

 

1試合目

 

1回戦の相手は、甲羅干し芋オクラ和えさんの「デアリガラムタ」。

 

 

緑クリーチャーを横展開できる《次元流の豪力》と《ガラムタ》の相性が素晴らしい。実際、盤面処理が追い付かずジャスキルを狙いにいくしかない状況に持ち込まれてしまい、そのままカウンターを受け負けてしまいました。ただ、《オガプー》の除去を徹底されながらも粘れたので悪くはなかったかな...

カンクロウ》を絡めた攻撃が見られなかったのが心残りです。

 

余談ですが、甲羅干し芋オクラ和えさんがエキシビションマッチで使っていたスタートダッシュリバイバーのデッキもすごく面白かったので、是非リストを見てみてください。

 

2試合目

2回戦のあいては@むにえさんの「緑単バデス」。

 

 

「矢(バデス)を何本へし折れるか」という挑戦をしていたらしい

 

何やってんだよこの人...

 

天才だろ...

 

全力でふざけにくるスタイル、好きです。

 

ちなみに私はマナに《奇面ざくろ》が置かれたタイミングで大爆笑致しました。いやさ、一応私リリース当初からこのゲームやってるんですけど、奇面ざくろ見たことなくて...あまりの感動で、試合後にチャットをしてしまいました。

...試合には勝ちましたが、デッキの内容では完敗でしたね...

 

3試合目

 

3回戦の相手は魂の兄弟(ソウル・ブラザー)こじぃさんの「青黒アンタレスデモコマ」。奇しくも、青黒コントロールミラーとなりました。

 

 

こじぃさんは界隈では有名な変態(褒めてる)デッキビルダー。彼の構築や記事に注目している人は多いでしょう。

 

私自身その1人で、彼の使う《ノスタルジア・フィッシュ》にボコボコにされて以来、一方的にライバル視しています。

 

今回はまさかの配信卓ということもあり、絶対に勝ちたいと思いながら対戦に臨みました。(本大会はミケガモ さんがYouTube Liveで配信をしてくれるのです。これが大会の面白さを更に加速させてくれる...!)

 

その内容ですが、

 

良い試合が出来たのではないでしょうか!

 

私が挨拶がわりにオガプーポチョムキンで《ランブル》を処理するとこじぃさんは《アンタレス》を設置して軽量サイバー根絶の構え。

 

お返しとばかりに私がリソース勝負に持ち込むと、こじぃさんは《アクアン》《アクアポインター》ですぐさまリカバリー。一進一退の攻防が続きました。

 

最終的に持久戦はもたないと判断した私が《チェレンコ》を絡めて覚醒させた《ランブル・レクター》でシールドに特攻し、《バロム・エンペラー》の反撃を受けながらも何とか勝利…しましたが、こちらは手札が枯渇していた為、シールドトリガーが1枚でもあればそのままひっくり返されていたでしょう。

 

終始緊張感のある楽しい対戦でした、こじぃさんに感謝ですね。《アンタレス》がこんなに強いとは思いませんでした…

 

配信コメントも盛り上がっていたようで嬉しかったです。

 

4試合目

 

4回戦の相手はいなかさんの「白黒ガブリエル」。結果は敗北。

 

 

こじぃさんとの対戦もかなりの長期戦でしたが、この対戦も長かった…非常に濃密でタフな試合になったと思います。

 

《オガプー》の複数展開やチャンプブロックで耐久し《ザビ・ミラ》を差し込もうとしましたが、あと一歩のところで《DNA・スパーク》+進化速攻を食らってしまいました。相性不利だったのかもしれませんが、完敗です。P'S覚醒リンクに拘らず、《ザビ・ミラ》から《ジョンジョ・ジョン》を立てたりした方が良かったのかな…

 

白黒ガブリエルは攻撃力防御力共に高く纏まっており、とても魅力的なデッキでした。盤面を荒らしつつ後続を確保する《ガブリエル》と相手の行動を縛る《ガガ・アルカディアス》の相性が素晴らしく、様々な相手と互角以上に戦える印象を受けました。

 

5試合目

 

5回戦の相手はマジアンさんの「5cプルームマッドネス」。プルームをS・トリガー化させることで盤面を破壊しつつマッドネスクリーチャーを展開するコンボデッキです。

 

 

「コンボが決まらないただのマッドネスデッキ」と仰っていますが、実際に戦った感想を言わせてもらうと、そもそもマッドネスデッキとしての完成度が高いです!その上で「必殺技」があるのはすごく良いんじゃないかなぁ...と。

 

何がすごいかって、マジアンさんの構築はカウンターに依存していないんですよ。

 

序盤から積極的に手打ちしていけてパワーの高い《サンフィスト》が4積みされていたり、ギミックの核である《パーフェクト・アース》が殴り手としても普通に強かったり。《プルーム》も、リソースこそ失うものの優秀な火力要員となり得ます。(実際、私の盤面は木っ端微塵にされました...)

 

...大体のマッドネスはひたすら受け身なので《ローズ・キャッスル》を2枚貼るとほぼ止まるんです。《アントワネット》を場に維持できなくなるから。(3枚貼れれば《リドロ》も《ビートルーダー》も止まる)城とバウンスで時間を稼ぎ、P'S覚醒リンクで《ヒャックメー》をケアして殴れば勝てることがほとんどなんですね。ですが、この試合はそれが通用しませんでした。

 

この対戦は《死海竜》の着地まで持っていけた私がなんとか勝ちましたが、終始ヒヤヒヤしていました。《ザビ・イプシロン》型だったら多分負けていましたね。

 

6試合目

 

終戦は7Bさんの「マーシャルクイーン」。《ザビ・デモナ》を獲得し大きく強化されたテクニカルなデッキです。

 

 

2積みの《ネクロ・ワーム》が堪らない。相当練られていることがわかります。

 

この試合だけは、相性勝ちしてしまった感が否めません。《ローズ・キャッスル》のやる気がありすぎた...《コスモ・ポリタン》と《マティーニ》をシャットアウトする体制が早期に完成してしまったため、コンセプト否定のような形になってしまいました。

ただ、薔薇城の展開が少しでも遅れていたらどうなっていたかはわかりません。超次元クリーチャーの攻撃を主軸にした堅実なマーシャルなので、素早く盾を詰められて城建設どころではなくなっていた可能性も十分にあります。

 

機会があれば、また対戦したいです。

 

7Bさんとは最近相互になれたのですが、構築センスがぶっ飛んでいて驚かされます。いつも刺激を頂いております。直近だとランクマの常連にまで上り詰めた「死海竜カチュア」がエグかった...

 

note.com

 

結果発表!

 

ランクマッチとは一味も二味も違う対戦を満喫した後は、お待ちかねの受賞者発表タイム。結果はこんな感じに。

 

 

 

 

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

ベストジョニー賞に輝いたのは、いつもお世話になっているポムポムブリンク さんでした。ポムさんとマッチングできなかったのが心残りだったのですが、こういう形でデッキを拝めてとても嬉しかったです。

コンボ始動のためのパーツは多いものの、《永遠のリュウセイ・カイザー》下の《驚天》は相当強そう。是非、今度対戦してください!

 

P.S.ポムさんイラコン入選おめでとう!

 

www.pixiv.net

 

スパイク賞の2デッキは対戦できず配信もあまり見れずだったのでコメントを控えます。。。泣 アーカイブを見直そうかな。。。

 

ちなみにコンセプト賞は...

 

 

納 得 し か な い !

反省

 

感想

 

ここまで読んでくれた方にはもう伝わっているかもしれませんが、相当楽しかったです。

 

デュエプレって、好きな構築で戦う場所も真剣勝負をする場所もありますが、好きな構築で真剣勝負をする場所ってソロプレイだとほぼ無いんですよね。それが非常に刺激的なゲーム体験を得られる場所であるにも関わらず。ガチデッキやガチデッキ同士の攻防が好きな場合はその限りではありません。裏デッキビルド杯はそんな場所を提供してくれる素晴らしい大会だなと感じました。

大会進行もスムーズで(トスカーナさんは過去一ミスしたと仰っていましたが、私個人としては特に気付かなかったです。リアクション用メールの文面??)、信頼できる運営だと思います。

 

ミケガモさんがリアルタイムで実況・解説をしてくれているのも非常に大きいですね。

これは本大会に限った話ではないですが、対戦者の緊張感や興奮をダイレクトに伝えてくれる配信者はやっぱり必要なんだろうなと思います。コメント欄が検討・交流の場にもなりますしね。

プレイヤーさんもミケガモさんもコアな知識を持っているのでコメントが面白いのもこの大会の面白いポイントかもしれません。

 

総じて、とてもクオリティの高い良イベントだと感じました。自信をもっておすすめできます!

 

おわりに

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

興味がある方は、是非次の裏デッキビルド杯に参加してみてくださいね。

 

それではまた次の記事でお会いしましょう。

 

関連リンク

 

www.youtube.com

 

 

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