前原メモ

魅力的なデッキビルダーになりたい 他の趣味も時々

【デュエプレ】新弾考察③【第17弾】

コスモ・セブΛ(ラムダ)

 

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火または自然のクリーチャーを進化元にして登場する珍しい水進化獣。《エンペラー・マルコ》のような除去能力こそ持たないものの、《青銅の鎧》や《ジオ・ホーン》から繋がる点が非常に強力です。場に残りさえすれば継続して手札補充できる点も魅力的ですね。

 

速度重視の構築・持久戦を見据えた構築共に組めるポテンシャルを持っているのは間違いありませんが、個人的には《Λ》を使うなら速度を上げたいなと考えています。

というのも、シータカラーで持久戦を見据えるのであれば強化された「Nエクス」基盤で良い気がするんですよね。

 

参考にさせてもらった構築。発売前にここまで纏まった構築を作れるのはすごいです

 

もちろん《Λ》とNエクスを共存させても強いとは思いますが、はじめからセットで採用するのは違うのかな?という印象です。

 

新弾には《幻緑の双月》の相互互換である《ワカテ・キャロット》や実質1コストの進化元《ジオ・ナスオ》がいますから、彼らを活かして速度を上げていきたいなと思います。

 

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Λで手札補充した後はこの辺りで押し込んでいけば良いでしょう。

 

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大型SAの方が汎用性は高いですが、青銅→Λ→SA2打点と動いても5キルは出来ません。青銅→Λ→小型SA2匹と動くとダイレクトアタックまでいけます。使い分けが大切ですね。

 

天敵はやはり《永遠のリュウセイ・カイザー》。

《極楽カイザー》の記事でも触れましたが、こいつが流行るようだと素直なビートダウンは厳しいと思います。特にラムダビートは主要パーツのパワーラインが7000↓なので《永遠》を超えられない……

アタックトリガー故に《ジョンジョ・ジョン》も重いですね。

 

余談ですが、《ジオ・リバース》と組み合わせると退化コンボが楽しめます。《偽りの名 13》などを仕込めば、昨日のW杯くらい沸くでしょう(そんなことはない)

 

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リュウセイ・ホール/勝利サイクル

 

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うおおおお!

 

いやぁ強い。ただただ強い。《リュウセイ・ホール》を出してくるのがデュエプレらしいというかなんというか。一つずつ見ていきます。

 

まずはリュウセイ・ホール》。エナホフェアホボルホを混ぜたような能力を持っており三女四女五女をまとめて堪能できるってまじ?私は三玖が好きです非常に強力です。

加えて、優秀な色基盤であることもこのカードの強さに拍車をかけています。ADではこれと《ガード・ホール》を積んだ「5cフェアリー・ミラクル》が台頭するかもしれません。

 

ただ、《エナホ》等とは微妙に能力が違うので、互換カードとして使うのはおすすめしません。双方のメリット・デメリットを理解した上で使うと良いでしょう。

具体的にどう違うのかというと、まずハンター・サイキック・クリーチャーしか出せません。本家ではハンター以外も出せるカードなので、勘違いしないように気を付けたいです。

次に、効果の処理順が違います。《リュウセイ・ホール》はサイキック・クリーチャーを呼び出してからドロー等の処理が行われます。これが若干困りものなのです。

《ミクセル》はおろか《オリオティス》すらいないゲームで「メタクリを焼いてからサイキック展開出来ないんだよなァ!」と言うつもりはありませんが、困る場面はそれなりにあると予想されます。例えば、

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こういう手札の時、《フェアホ》は単色マナが埋まったのを確認してから《グレイトフル・ライフ》の進化元を出すという選択肢を取れますが、《リュウセイ・ホール》ではそうもいきません。(協力:JJさん)

 

《勝利のプリンプリン》は軽量超次元呪文からも呼び出せる優秀な足止め要員です。どれだけ巨大なクリーチャーでも止められるため、下手な除去よりも強い場面が多々あるでしょう。《リュウセイ・ホール》から呼び出すのも良いですが、同弾に収録される《ホワイトグリーン・ホール》から呼び出すと、わけがわからないよと言いたくなる防御力を発揮します。

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《プリン》の能力・増えたシールド・シールドトリガーで3体以上止められます。こんなの絶対おかしいよ

また、《プリン》はブロックも許さないので攻めにも使えます。《パーフェクト・ギャラクシー》のような除去に強いブロッカーを突破したい時重宝するでしょう。

 

...断言します。ビクトリーレアですが、残念ながら4枚持っておくべきカードです。運営さんはこいつだけでも4枚配布するべき

 

《勝利のガイアール・カイザー》、通称"生姜"は手軽に呼び出せる除去要員です。テキストはシンプルですが、本当にやばいことが書いてあります。

超次元呪文+《ブーストグレンオー》の組み合わせって強いじゃないですか。超次元呪文+《生姜》はあれの強化版です。めちゃくちゃ死人が出ます。《ミカド・ホール》から現れたりしたら、あの有名な《ボルシャック・ドラゴン》ですら屍と化します。

しかもこいつは「マッハファイター」でなく「スピードアタッカー」なので、プレイヤーを殴ることもできてしまうと来ています。今後はあちこちでサドンデスが起きることでしょう。

例えばこの構築、《生姜》が加入した場合、実質スピードアタッカー16枚採用構築になります。

 

《勝利のリュウセイ・カイザー》、通称《醤油》は相手マナを縛る珍しいカードです。

紙と異なり《次元流の豪力》や《カモン・ピッピー》から呼び出すことができなくなっていますが、それでも強力なカードであることは間違いないでしょう。このカードで相手フィニッシャーの着地を遅らせ《永遠のリュウセイ・カイザー》で蓋をする光景はこれからよく見ることになりそうです。

特に《リュウセイ・ホール》でマナを伸ばしつつコイツを出す動きは凶悪の一言。紙で《焦土と開拓の天変》を愛用していた方はやってみてはいかがでしょうか。

 

V覚醒リンク(サイキック・セル※全員がP'S覚醒リンクを持っているイメージでOK)した姿である《ガイアール・オレドラゴン》はワールド・ブレイカーを持つフィニッシャーです。

※覚醒リンクの種のこと。《オレドラゴン》のセルはプリン生姜醤油

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サイキック・セル全員が汎用性の塊なので、超次元を使うあらゆるデッキのフィニッシャーになり得ます。特に5cフェアリー・ミラクルが《バイオレンス・フュージョン》以外のフィニッシュ手段を獲得したのは面白いですね。

《無限掌》を内蔵しているため盤面処理もお手の物...ですが、バトルに勝つたび相手シールドを割らなければいけない(S・トリガーがあった場合使われてしまいます!)ので、クリーチャーを放置してもよい状況ではシールドを割りに行ったほうが良いことも多いです。

 

鬼丸ボーイ

 

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おそらくこれから多用されるであろう優秀なS・トリガーです。手打ちしても強いという点が全盛期の《ジャック・アルカディアス》を思わせます。

 

最速《ガイアール・ホール》からの《ドラゴニック・ピッピー》+《ブーストグレンオー》を後手に回っても返せる他、《フォーエバー・カイザー》+《キル》をまとめて潰したり、《カモン・ピッピー》がバラまいてきた左近右近を焼き鳥にしたり。クリーチャーによる除去なので《ザビ・リゲル》+《ハイドラ・ギルザウルス》も問題ナシです。

 

カモン・ピッピー/星龍王サイクル

 

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《カモン・ピッピー》から《ギャラクシー・ルピア》に繋ぐユーチューバーが現れるに91000ペリカ

 

《ガイアール・オウドラゴン》に続く単色P'S覚醒リンクサイクルです。

 

このサイクルの強みは《カモン・ピッピー》...すなわちクリーチャーからサイキック・セルをばら撒けることにあります。《ドラヴィタ》や《ガガ・アルカディアス》下でも戦えるのは星流王サイクルならではの強みと言えるでしょう。(勿論《ガイアール・ホール》等でそろえることもできます)

...というか、P'S覚醒リンク関係なく《カモン・ピッピー》1体で3打点を形成できるのはフツーにヤバイですね。めちゃくちゃ盤面を圧迫する点にだけ注意が必要です。

 

《フォーエバー・カイザー》はサイキック・クリーチャー中心のビートデッキ全般に強烈に刺さるメタカードです。ミラーマッチはいかに相手の《フォーエバー・カイザー》を迅速に処理できるかで勝敗が決まりそうですね。

除去耐性は無いので《吸い込むナウ》や《アクア・バースター》で退かすことができますが、《ガイアール・ホール》からセットで出てくる《キル》には注意。セットで対策するのであれば前術した《鬼丸ボーイ》を使うとよいでしょう。

このカードの登場で《アンタッチャブル》で詰める超次元ビートは数を減らすかもしれませんね。私は何かと《アンタッチャブル》に頼っていたので不安です。

 

《サコン》《ウコン》は《カモン・ピッピー》を使う構築専用のカードかなという印象。ウコンは悪くない効果を持っていますが、超次元ゾーンの枠を割いてまで使いたくはないかな...

 

《ガイアール・リュウセイドラゴン》は踏み倒し能力を持ったフィニッシャー。打点こそ不足ぎみですが、呼び出したサイキック・クリーチャーがハンターであればスピードアタッカーを付与できるので決定力は十分でしょう。文句なく強いカードだと思います。

最も、この形態だけを見ると《ガイアール・オウドラゴン》には劣ります。《カモン・ピッピー》の展開力・《フォーエバー・カイザー》のVSサイキック性能を加味しての「強い」という評価です。